ホワイトニング後のケアについて

漂白タイプのホワイトニングの持続効果は一般的に半年と言われています。
しかし、ホワイトニング施術後のアフターケアや日頃のケアポイントを押さえることで、その効果をより長く持続させることができるとされています。こちらでは、ホワイトニング後のケアについてご紹介しますので、ぜひご参考ください。

ホワイトニング直後の歯

ホワイトニングをすると、歯の表面を覆っている「ペクリル」という皮膜が除去されてしまい、歯の表面が着色しやすい状態となります。そのため、ホワイトニング施術を行った24時間以内は、食べ物や飲み物、喫煙には十分な注意が必要です。
そして、口紅も再着色を起こす可能性があるため、女性の場合は口紅や色のついたリップグロスなどの使用を控える必要が出てきます。その他、ぶどうやイチゴなどの着色しやすい果物や、うがい薬、色つきの歯磨き粉なども注意が必要です。

ホワイトニング後に口にして良いもの

では、どのような食べ物や飲み物だと着色を防ぐことができるのでしょうか。水やお米、パンなど、白い食べ物や色のない飲み物は特に問題ありません。味噌汁は、白味噌を使用したものや、お吸い物を摂り入れると良いでしょう。
その他、チーズやヨーグルトをはじめ、サトイモやしらす、えび、ナッツ類も問題ありません。お肉は、鶏肉のみです。
豚や牛は、赤肉ですので、例え火を通したものであっても着色してしまう可能性がありますのでご注意ください。

もちろん、コーヒーや紅茶、お茶系も避けたほうが良いでしょう。その他、料理に使うケチャップやソース、醤油などにもご注意ください。お野菜は、白菜や大根が好ましいです。お酒を飲まれる方は、白ワインか色の薄いビールであれば可能です。色々制限があって調理が大変という方は、24時間以内の食事をとんこつ・塩・バターラーメンや、醤油なしの白身魚、カルボナーラやうどんなどにすると安心でしょう。

ホワイトニングを長持ちさせるコツ

ホワイトニングは、直後のケアだけでなく、普段のケアをしっかりと行うことで、通常よりも長持ちさせることができます。そのポイントは2つです。

  • 虫歯予防と同様、正しいやり方でしっかりと歯を磨くこと。
  • 再着色を防ぐための定期的なクリーニング。

また、歯科検診を通して歯の状態をしっかり把握しておくことも大切です。歯科検診を行うことで、歯磨きの仕方やケアへの意識もより高くなりますので、積極的な歯科検診をおすすめいたします。しかし、ホワイトニングの効果には個人差があります。いつまでも白く美しい歯でいたいという方は、少なくとも年に1回、もしくは2回のホワイトニングを心がけていくと良いでしょう。