【完全版】アイライン引き方!一重・二重・奥二重さん別で詳しく解説♡

メイクのなかでも、特にアイラインの引き方で悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
『なんとなくラインを引いているけど、本当にこれで正解なの?』
『アイラインを引いたら、逆に目が小さく見えるんだけど…』
『アイラインがブレて、毎朝メイクに時間がかかって困る…』

というあなたのために、今回はアイライナーの種類や基本の引き方、目のタイプ別のアイラインの引き方のコツなど、今さら聞けないアイラインにまつわる悩みをいっきに解決していきます!

目が大きな人と小さな人の目のサイズの差はミリ単位なので、アイラインは顔の印象を左右する重要なポイントです。
ほんのちょっと引き方を工夫するだけで、劇的に魅力的な目元になりますよ。

この記事でわかること
1.アイライナーの基礎知識
2.まぶたの形別アイラインの引き方
3.アイラインを引くときのポイント

読むのに必要な時間は約 14 分です。

1.アイライナーの種類と基本の引き方

魅力的な目元を作るアイラインを引くためには、自分にあったアイライナーを使っていることが絶対条件です!アイライナーには大きくわけて4種類あるのですが、その特徴や好み、ラインを引く箇所によって、アイライナーを使い分けている方もたくさんいます。

でも、アイライナーにはいろいろ種類があることは知っていても、イマイチ違いがわからないという方も多いのではないでしょうか?まずは、それぞれの特徴やメリット、デメリットなどを詳しく見ていきましょう。

■ペンシルアイライナー

ペンシルアイライナーには鉛筆タイプと、繰り出しタイプがあります。芯を削るのが面倒な方には繰り出しタイプがおすすめですが、繰り出しタイプは芯が折れることがあるので一長一短です。どちらも仕上りは同じなので、自分の使いやすい方を選びましょう。

【ペンシルアイライナーのメリット】
ペンシルアイライナーは、簡単にラインをぼかせるので、ナチュラルでやわらかい印象に仕上ります。ラインの濃さも力加減ひとつで調節が可能です。芯がソフトなのでラインが引きやすく、少しくらいの失敗して修正できるので、初心者さんにも使いやすいのが◎

【ペンシルアイライナーのデメリット】
ナチュラルな仕上りに向いている反面、目尻の跳ね上げなど、シャープにきめたいラインが難しいというのがデメリットです。また、時間がたつとアイラインがにじんだりヨレやすいので、こまめにメイク直しをしましょう。最近は皮脂や汗に強いタイプのペンシルアイライナーもたくさん販売されているので、できるだけにじみにくいものを選ぶのがおすすめです。
【ペンシルアイライナーの基本の引き方

目頭から引き始めるのではなく、目尻→目の中央→目頭の順番で引くと失敗しにくいですよ。

(メイク方法)
1. ペンシルを左右に動かしながら、目尻側3分の1のまつ毛の隙間を埋めていきます。
2. ペンシルを左右に動かしながら、目の中央、黒目の内側から外側までのまつ毛の隙間を埋めます。
3. ペンシルを左右に動かしながら、目頭から黒目の始まり部分のまつ毛の隙間を埋めます。
4. ペンシルを左右に動かしながら、黒目から目尻にかけての部分の目のキワ(まつ毛の生え際)を描きます。
5. ペンシルを左右に動かしながら、目の中央、黒目の内側から外側までの目のキワを描きます。
6. 目頭から黒目の始まりの部分の目のキワのラインをひきます。
7. 目尻は2mmほどオーバーさせて、自然にスッと下ろします。
8. 目尻のラインを綿棒などでブレンドすれば完成です。

目のキワのラインはは、まぶたをこめかみ方向に引っ張りながら引きましょう。
これだけで、まぶたがペンシルに引っかかりにくくなって、スイスイ描けますよ。

■リキッドアイライナー

 

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リキッドアイライナーには、容器のなかの液に筆をつけてラインを引く『つけ筆タイプ』と、筆ペンやフェルトペンのような『ペンタイプ』があります。

つけ筆タイプは、慣れるまではちょっと引きづらいと感じるかもしれませんが、つける液の量によって濃さを調節したり、極細ラインから太めのラインまで自在に引けるというのが特徴です。

一方、ペンタイプは、芯が硬めなのでラインがガタガタになりにくく、液体をつける手間がありません。
ペンタイプのなかには、カートリッジを交換して使えるコスパのよいものも売られています。

【リキッドアイライナーのメリット】
リキッドアイライナーの最大のメリットは、目尻のハネや目のキワなどの細いラインがはっきりキレイに引けることです。重ね塗りすることで、ラインの太さも簡単に調節できます。また、ラインがにじみにくく、パンダ目になりにくいというのも、リキッドの魅力のひとつでしょう。特に、アイラインがにじみやすい一重さんには、汗や皮脂、涙に強いタイプのリキッドアイライナーが重宝します。

【リキッドアイライナーのデメリット】
リキッドアイライナーは、慣れるまでは思うようにラインが引きづらく、失敗することがよくあります。そして、その失敗を修正しにくいというのも難点です。特につけ筆タイプは液が乾くまで時間がかかるので、完全にアイラインが乾く前に目を開けると、アイラインがにじんだり、まぶたのほかの箇所にラインがうつってしまうので、時間がない朝にはちょっと困ることもあります。

【リキッドアイライナーの基本の引き方】
リキッドの場合も、アイラインを引く順番は、ペンシルのときと同じく、目尻→目の中央→目頭です。

ただし、ラインを引くときはペンシルのように左右に動かさずに、一方に向かってスッと引くようにしましょう。

■ジェルアイライナー

ジェルタイプのアイライナーは、小さなガラス容器に入ったものを筆にとってラインを引くものが主流ですが、繰り出しのペンシルタイプになったものも売られています。

ジェルアイライナーには付属のチップや筆がついてくることが多いのですが、別売りのアイライナーブラシを使うと仕上りに差が出ます。初心者さんでも使いやすくておすすめなのは、平筆タイプで筆先が斜めにカットされたものです。

【ジェルアイライナーのメリット】
液体と固体の中間のような形状で、まさにペンシルとリキッドの両方のいいとこ取りのアイライナーです。引き方次第で、リキッドのような強いラインにも、ペンシルのようなふんわりしたラインにもなります。やわらかいテクスチャーでラインがスイスイ引けて、簡単にぼかせるので、リキッドほどガタツキが目立ちません。さらに、ジェルが肌に密着して、アイラインの耐久性は抜群です。

【ジェルアイライナーのデメリット】
いいことばかりに見えるジェルアイライナーにも、残念ながらデメリットがいくつかあります。ひとつめは、ラインの仕上りのよさや引きやすさが、ブラシでかなり左右されるという点です。毛足が長くてやわらかいブラシは、慣れないうちは失敗しやすいでしょう。
また、定期的にブラシのお手入れも欠かせません。

ふたつめは、ガラス瓶いりのジェルライナーは、乾燥して固くなってしまうことがよくあるという点です。毎日使っても半年以上もつのでコスパはかなりいいのですが、使っているうちにだんだん伸びが悪くなってきます。ペンシルタイプはその心配はありませんが、その代わりに減りが早く、芯がやわらかいので比較的折れやすいです。

【ジェルアイライナーの基本の引き方】
ガラスの容器から筆で取るタイプのジェルアイライナーは、筆にとっていきなりまぶたにつけるとうまく引けないことがよくあります。ラインを引く前に手の甲でなじませて、できるだけゆっくり引いていくのがポイントです。リキッドアイライナーのときと同じ引き方で、仕上げに目尻のラインを綿棒でぼかせば完成です。

■パウダーアイライナー


出典:https://www.chicca.jp/

パウダーアイライナーは、パウダーをブラシに取ってアイラインに塗ります。まるでアイシャドウのような軽いつけ心地と、ふんわりした仕上りが特徴です。

【パウダーアイライナーのメリット】
軽いつけ心地で、グラデーションも作りやすいので自然に仕上るので、ばっちりアイラインが苦手な方にはピッタリです。アイシャドウのように、質感や色のチョイスが豊富なのも嬉しいですよね。ほかの種類と比べて、まぶたへの負担も少ないので、まつエクをしている方にも向いています。

【パウダーアイライナーのデメリット】
パウダーアイライナーは、つけ心地が軽い分、肌への密着も弱いので、メイク崩れしやすいのが欠点です。ラインを引いたあとに綿棒などで抑えて肌に密着させるといった工夫が必要になります。粉飛びがどうしても気になる場合は、固形のアイライナーを水で溶いて使うケーキアイライナーという選択肢もありです。

【パウダーアイライナーの基本の引き方】
アイラインを引く順番は、ほかのアイライナーと同じです。ラインを引く、というよりも、締め色のアイシャドウを目のキワにのせる感覚で塗っていきましょう。アイラインの堺をぼかしてグラデーションを作ると、目元に立体感が出ます。

2.アイラインの種類

目尻がちょっと違うだけで、まるで別人のように顔の印象が変わりますよね。つまり、なりたいイメージの顔を手に入れるには、それにあわせたアイラインをマスターするのがいちばんの近道なのです。つぎは、これだけはおさえておきたい!とう定番のアイライン3種類の引き方を解説していきます。

■たれ目ライン

出典:https://www.biteki.com/

キュートなタレ目ラインは、目を丸く見せるので、やさしい印象の顔に仕上げたいときにおすすめです。一重さんは、目の縦幅を大きく見せる効果も期待できますよ。目指すは石原さとみさんのような、親しみのあるタレ目です!

【タレ目ラインの引き方】
アイライナーは、筆先が細いタイプのリキッドかジェルアイライナーをチョイスしましょう

(メイク方法)
1. まつ毛の隙間を丁寧に埋めます。
2. 目のキワを、目頭から黒目のあたりまでをしっかりめに、黒目から目尻は細めにラインを引きます。
3. 目尻は長めにオーバーさせ、目のカーブにそわせて下がり気味に仕上げます。

目尻を水平に長めに引いて、下まぶたの目尻側にふんわりブラウンのアイシャドウをのせると、石原さとみさん風のタレ目になります。タレ目をより強調したいときは、アイラインにそって目尻に『く』の字を書くようにブラウンのアイシャドウを塗るといいですよ。

■切れ長ライン

出典:https://www.shiseido.co.jp/

北川景子さんのようなクールで知的な女性を演出したいときは、キリッと切れ長ラインで仕上げましょう。海外でも切れ長な目は、アーモンドアイと呼ばれて人気があります。
特に一重さんや奥二重さんは、もともとの目の形が活かせるのでおすすめです。

【切れ長ラインの引き方】
1. ペンシルライナーで、目のキワの目頭から黒目の内側まで細くラインを引きます。
2. 黒目の上はラインを引かずに、黒目の外側から目尻にかけてだんだん太くなるようにラインを引きます。
3. 目尻は5mmほどオーバーさせ、まっすぐのばして仕上げます。

リキッドアイライナーで目のキワに細いラインをいれると、よりシャープな印象になります。

■キャットライン

 

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キャットラインで作る猫目メイクは、かわいくてあざといモテメイクの定番です。
猫目といっても、もともとの目の形やラインの引き方によって、黒木メイサさんのようなセクシーな目元にも、深田恭子さんのような小悪魔っぽいキュートな目元にもなれるので、なりたい顔にあわせてキャットラインの長さを調節しましょう。
使用するアイライナーは、くっきりしたラインが可能なリキッドアイライナーです。

【キャットラインの引き方】
1. リキッドアイライナーでまつ毛の隙間と目のキワにラインを引きます。
2. 目尻に、下まぶたからの自然な延長線上にラインをのばします。
3. 下まぶたからのばしたラインと、上まぶたからのラインを出会わせます。
4. 上下のラインの間を埋めていきます。
5. はみだしたり、にじんだりした部分は綿棒で拭き取りましょう。

キャットラインの長さを短めにするとキュートな印象に、長めにするとより大人っぽい印象になります。
ラインの幅を細めに、目尻を短く仕上げて自然なキャットラインにすれば、オフィスなどでの毎日メイクにも違和感なく取り入れられますよ。

3.目のタイプ別アイラインの引き方

アイラインの引き方は、それぞれの目のタイプにあわせて一工夫すると一気に目元の魅力がアップします。
逆に、目のタイプにあっていないアイラインは逆効果になることもあるので要注意です。せっかくのメイクが、目を小さく見せるなんてもったいないですよね。
基本の引き方をお頭にいれつつ、一重さん、二重さん、奥二重さん、それぞれのアイラインの悩みが解決できる応用編をご紹介していきます。

■一重さん向けアイラインの引き方

一重まぶたには、ざっくり分けると2種類あります。
まぶたが薄くてスッキリしているタイプと、まぶたに脂肪が多く重たいタイプです。
どちらのタイプの一重かによってアイラインの引き方が変わってくるので、一重さんはまず、自分がどちらのタイプなのかをチェックしてみましょう。

 

【一重さんのアイラインの悩み】
一重さんのアイラインの悩みは、次のようなものが代表的です。
● 一重さんならではのアイラインの悩みは
● 細いアイラインは目を開けると消える。
● 特に重たいタイプの一重さんは、アイラインが皮脂でにじみやすい。
● アイラインが引きづらい。

【一重さんがやりがちなNGアイライン】
一重さんは、目を開けてもラインがしっかり見えるようにアイラインを太かなければ!と思いがちですが、これは逆効果になる場合がほとんどです。
さらに、目力をアップさせようとまっ黒なアイライナーで目を囲んでしまうと、引き締め効果でかえって目が小さく見えてしまいます。
黒よりもブラウン、極太ラインより極細ラインが鉄則です。

【一重さんにおすすめ】
一重さんの目の形を活かしたアイラインの引き方をご紹介します。
パッチリ二重さんと同じ方法で失敗している一重さんは必見です。

<抜け感ナチュラルアイ>


シンプルですが、効果は抜群!
スッピンのようにナチュラルなのに、これだけで目がパッチリ見える引き方です。
(メイク方法)
1. まつ毛の隙間をアイライナーで埋めます。
2. 目尻から極細のラインを引きます。

まぶたが重いタイプの一重さんでも簡単にできます。
アイライナーは、できるだけアイラインがにじみにくくて、細いラインが引けるリキッドを選びましょう。

<ブラウン効果でデカ目ライン>

目に縦幅を出して、丸くてかわいらしい目元を作りたい場合は、目を開けたときにアイラインが見えるくらいの太さでラインを引く必要があります。

でも、ブラックのアイライナーでガッツリ引いてしまうと、目を閉じたときに歌舞伎メイクみたいで怖いですよね。そこで便利なのがブラウンのパウダーアイライナーです。ブラウンはグラデーション効果があるので、さりげなく目を大きく見せることができます。

(メイク方法)
1. ブラウンのパウダーアイライナーで広めにアイラインを引きます。目安は、目を開けたときにラインが少しはみ出して見える程度です。
2. 黒のリキッドアイライナーで、まつ毛の間と目のキワに極細のラインを引きます。ソフトに仕上げたいときは、締めのアイラインもブラウンでもOK。
3. 目尻は5mmほどオーバーさせて、タレ目ラインで仕上げると、ふんわり感がきわ立ちます。

ブラウンのパウダーアイライナーの代わりに、ペンシルやアイシャドウを使うこともできますが、パウダーアイライナーの方が発色がよく、落ちにくいのでおすすめです。ブラウン系のパウダーとリキッドがひとつになった便利なアイライナーもありますよ。

・スウィートサロン リキッド&パウダーアイライナー


出典:https://item.rakuten.co.jp/

● 価格:1,200円(税別)
● カラー:01 ビターチョコレート・02 ミルクチョコレート

リキッドでラインを引いたあとに、パウダーを重ねるツインタイプのアイライナー。パウダーを重ねることで、アイライナーの持ちもよくなります。
リキッドの筆先はフェルトタイプで線がブレにくいので、初心者さんでもブレにくいと評判です。

<切れ長アイ>

 

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まぶたが薄いタイプの一重さんに羨ましいくらい似合うのが、横幅に広がりを持たせる切れ長のラインです。自分の目の形を活かしたアイラインなので無理やり感がなく、知的な印象の目元が作れますよ。

(メイク方法)
1. 目頭側にはラインを引かず、黒目がはじまる位置から黒のアイラインを引き始めます。
2. できるだけ細いラインを目のキワに引き、目尻は5mmほどオーバーさせ、気持ち跳ね上げるように仕上げます。

アイライナーは筆が細いタイプのリキッドアイライナーが使いやすいでしょう。
アイラインはできるだけ細く引き、アイシャドウで横に広がりを持たせるグラデーションを作ると効果的です。

■二重さん向けアイラインの引き方

二重さんのなかにも、目頭の部分の二重の幅が狭く、目尻に向かって広くなっている末広型と、目頭から目尻まで二重の幅が広い平行型があります。
一重さんや奥二重さんと比べると、アイラインが引きやすく、にじみにくいというのがメリットです。

【二重さんのアイラインの悩み】
二重さんにアイラインの悩みなんてないのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
二重さんのなかにも、こんな悩みを抱えているひとがたくさんいます!

● アイラインのブレが目立ちやすい。
● 左右の二重幅が違う。
● 眠たそうに見える。
● アイメイクが派手に見える。

では、この悩みを解決するためのアイライン術を解説していきますね。
【末広型二重さんにおすすめ】


出典:https://www.biteki.com/

末広型の二重さんは、まぶた全体にアイラインを引くと、目頭の部分の二重がアイラインで埋もれてしまいます。
二重の幅が広くなっている目尻側をメインにアイラインを引いていきましょう。
(メイク方法)
1. 目頭の近くにはアイラインを引かず、黒目の内側あたりからアイラインをスタートさせます。
2. 目尻に向かって徐々にラインを太くしていきます。
3. 目尻は3mmから5mmほどオーバーさせましょう。

まつ毛をあげるときも、目頭のあたりはそのままで、黒目の内側あたりから徐々にあげていくようににしましょう。
【平行型二重さんにおすすめ】


出典:https://www.biteki.com/

目がパッチリ見えて羨ましがられる反面、アイラインのちょっとしたガタツキがバッチリ見えてしまうので、意外とアイラインを引くのに手間がかかるタイプでもあります。
また、切開ラインから目尻までしっかりアイラインを引くと顔の印象がケバくなってしまいがちなので、アイラインを引く範囲は控えめにしたほうが無難です。

(メイク方法)
1. 目頭の部分は少し間を空けておいて、目尻に向かってしっかりめに黒のアイラインを引きます。
2. 目尻はオーバーさせず、自然に仕上げます。

この方法なら、派手にならずに眠たそうな目元がすっきり解消できます。
二重さんにはラインがはっきりしすぎるリキッドよりも、ペンシルの方がふんわりやさしい印象になるのでおすすめです。
ペンシルのにじみやすさが気になる方は、ジェルペンシルを選べばパンダ目になりにくいですよ。

<ケイト レアフィットジェルペンシル>


出典:https://www.amazon.co.jp/

● 価格:1,100円(税別)
● カラー:BK-1、BR-1、BR-2(新色)

繰り出しタイプのジェルペンシルアイライナー。
極細1.5mmのやわらかい芯なので、目のキワのラインや細かい部分も描きやすいので、アイラインが苦手な方にもおすすめです。
ウォータープルーフに加え、皮脂や摩擦に強いスマッジプルーフで、キレイなアイラインが長持ちします。

【左右の二重幅を調整する方法】
左右の目のサイズや二重幅が非対称とう悩みは、どの目のタイプの方でも同じでしょう。
でも、二重さんは、その差がほかのタイプに比べて目立ちやすいという特徴があります。

アイラインだけで左右の差を調整すると不自然になりがちですが、ブラウンのアイシャドウやアイライナーで左右の二重幅を揃えてから、締め色のアイライナーで微調整すると自然に仕上がります。
アイラインは、鏡でチェックしながら少しずつ描き足していきましょう。

■奥二重さん向けアイラインの引き方

まぶたで二重の幅が隠れてしまう奥二重さんが、パッチリ二重さんと同じアイラインの引き方をすると、せっかくの二重幅が消えてしまいます。
どちらかというと、一重さん向けの方法をお手本にした方が成功しやすいでしょう。

【奥二重さんのアイラインの悩み】
奥二重さんのアイラインの悩みは一重さんと共通していることが多いのですが、
● アイラインがまぶたの上についてしまう。
● アイラインを引くと二重幅がつぶれる。
という点が、追加されます。
【奥二重さんにおすすめ】


出典:https://www.shiseido.co.jp/

奥二重さんのアイラインは、とにかく細く引くことがルールです!
二重さんと同じ太さで引くと二重幅がアイラインで埋まってしまい、目が小さく見えてしまいます。
逆に、極細のラインで二重幅に隙間を残すと、二重が広くなったように錯覚できて◎
アイライナーの色は、黒よりブラウンやブラウンブラックの方が、目を大きく見せてくれるのでおすすめです。
(メイク方法)
1. まつ毛とまつ毛の間を丁寧に埋めていきます。
2. 目のキワに極細のラインを引きます。(省略してもOK)
3. 目尻は5mmほどオーバーさせて、目尻の延長線上にのばすようにして仕上げます。

奥二重さんは、縦幅を出すよりも、目尻を長めにオーバーさせて横幅を出すアイラインの方が、自然に目を大きく見せることができます。
目のキワのラインがどうしても太くなってしまう方は、目尻のラインだけ足すのでも十分ステキですよ。
とにかくアイラインや濃い色のアイシャドウで二重幅を埋めてしまわないように気をつけましょう。

フローフシのモテライナーは、極細ラインが簡単に引けて落ちにくいので、奥二重さんにも人気です。

<フローフシ モテライナー リキッド ブラウンブラック >


出典:https://item.rakuten.co.jp/

● 価格:1,500円(税別)
● 容量:0.55ml

熊野と奈良の筆づくりの伝統とと先端科学技術を融合させた『大和匠筆(R)』を採用したリキッドアイライナー。極細のラインもスイスイ引けて、にじみにくいので奥二重さんにはピッタリです!
特にこのブラウンブラックは絶妙な色合いで、目元を引き締めすぎずに自然な陰影を作ることができます。

フローフシ モテライナー リキッド ブラウンブラック 0.55ml
フローフシ

4.アイラインをきれい引くコツ

アイラインって、慣れないとなかなか思うようなラインが引けませんよね。
忙しい朝に何度も失敗してイライラ…という経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
そこで、不器用さんでもキレイにアイラインが引けるとっておきのコツや裏技をご紹介したいと思います。

■その①鏡の位置を下にする

アイラインを引くときに鏡を正面から見たり、上目遣いで見たりしていませんか?
実はその角度が問題なんです。
代わりに鏡を斜め下に置いてみましょう。
自然に目が伏し目がちになって、目のキワのラインもスイスイ引けますよ。

■その②ひじを固定する

アイラインがブレやすい方は、アイライナーを持つ方の肘をドレッサーやテーブルなどについて、しっかり固定してみましょう。
これだけでかなり手元が安定しますよ。

■その③一気にラインを引かない

初心者さんにありがちなのが、目頭から目尻まで一筆書きしようとして線がブレるパターンです。
目尻→目の中央→目頭の順番に区切って、それぞれの区間のつなげていくような感覚で引いていくと失敗しにくいです。

■その④綿棒で修正すればOK

ラインを引いている最中に、ガタついたり、太くなりすぎたりしても、綿棒で余分なところを拭き取ってしまえば大丈夫です。
綿棒にリップクリームを少しつけておくと、ウォータープルーフのアイラインでも簡単に修正できますよ。
ティッシュで拭き取るとうまくいかないので、綿棒がベストです。

■その⑤スプーンを使う裏技


目尻を自然に跳ね上げたいときは、スプーンが便利です。
大きめのスプーンを柄が外側にくるように持って、まぶたの上にあてます。
柄と丸い部分のちょうど間あたりのラインリキッドアイライナーでなぞると、自然にカーブしたラインが引けます。

スプーンの角度やなぞる位置を変えれば、キャットラインも簡単にできますよ。
スプーンのほかにも、まっすぐなラインを引きたいときは名刺やサージカルテープをテンプレート代わりにする裏技も。
なんどもラインがブレてやり直しになる方は、ぜひこの裏技を試してみましょう。

5.アイラインを長持ちさせるコツ

せっかくバッチリアイラインを引いても、時間がたつとどうしてもヨレたりにじんだりしてきますよね。
アイラインが崩れる主な原因は、皮脂や汗、涙、そしてまぶたとの摩擦です。
まぶたとの摩擦がより多い一重さんや奥二重さんは、アイラインがよりにじみやすい傾向にあります。

最近は、フィルムタイプなど、皮脂や水分に強いタイプのアイライナーがたくさん売られているので、にじみにくいという口コミが多いアイテムを選ぶのが、アイラインを長持ちさせるもっとも効果的な方法といえるでしょう。
ほかにも、つぎにご紹介する5つのコツをアイラインを引く前後に実践すると、アイラインの持ちが劇的にアップしますよ!

■アイラインを引く前に皮脂をオフ

目元の余分な油分は、アイラインがにじむ大きな原因のひとつです。
アイラインを引く前に、まずはあぶらとり紙やティッシュなどで皮脂をオフしておきましょう。
5つのコツすべてを実践できなくても、これだけでアイラインの持ちに大きな差がでます。

■フェイスパウダーでまぶたをサラサラに

目元の余分な皮脂を取り除いたら、フェイスパウダーを塗って目元をサラサラな状態にしましょう。
アイラインは皮膚に直接引くと皮脂で崩れやすくなるので、この一手間でかなりメイク崩れが防げます。
フェイスパウダーには皮脂を吸収する働きがあるので、目のキワや下まぶたなど細かい部分まで塗っておくのがポイントです。
マットになりすぎるのが気になる方は、明るいベージュ系のアイシャドウが代わりに使えますよ。

■アイシャドウベースを塗る

アイラインを引く前に、アイシャドウベースや目元用コンシーラー塗りましょう。
できればウォータープルーフのものが◎
アイシャドウベース→アイシャドウ→アイラインの順番で塗っていくと、直接アイライナーが肌に触れないのでアイメイクの持ちがよくなるだけでなく、ビックリするほどなめらかなラインが引けるようになりますよ。
アイシャドウベースを使ったことがないという方にはこちらのアイテムがおすすめです。

<キャンドゥ ラスティングマルチアイベースWP>


出典:https://item.rakuten.co.jp/

● 価格:500円(税別)
● カラー:フロスティクリア

500円というプチプラで夕方までアイメイクが崩れないと評判のコスパ抜群のアイテムです。
コスメサイトの@コスメでも、アイシャドウベース部門の口コミランキング1位を獲得しています
チューブから出したときは白っぽい色をしていて、かなりしっかり伸ばさないと逆にアイラインがヨレてしまうので注意しましょう。

■アイラインの上からフェイスパウダー

アイシャドウとアイラインを塗り終えたら、もう一度アイメイクの上からフェイスパウダーでおさえておきましょう。
アイラインのヨレやにじみだけでなく、アイシャドウの粉飛びなども少なくなります。

■アイライナーコートで仕上げ

仕上げにアイライナーコートをアイラインの上に塗れば完璧です!
アイライナーコートは、あまり聞き馴染みのない方も多いかもしれませんが、これでアイラインをコーティングしておくと、パンダ目になりにくくなります。
プチプラで口コミ評価の高いアイライナーコートはこちらです。

<メイクキープ アイライナーコートN>


出典:https://www.amazon.co.jp/

● 価格:700円(税別)
● 容量:5ml

ウォータープルーフのアイライナーでもパンダ目になってしまう一重さんには、手放せないアイテムになりますよ!
筆が細いので太いアイラインを引いている方はちょっと手間ですが、この価格でこのパフォーマンスなら満足です。

6.まとめ

アイラインの引き方はメイクのなかでも特に難しいので、慣れないうちは失敗することも多いですよね。
でも、自分の目のタイプにあわせた引き方をマスターすれば、あなたの目元はもっと魅力的になります!

いろんなパターンのアイラインを実際に試してみて、自分に似合うアイラインを見つけましょう。
慣れてくるとアイラインを引くスピードもどんどんアップして、朝のメイクも楽しくなりますよ!

ライター:紗英