『え、まだ使ってないの?』“ちふれ”の化粧水。全8種類を徹底解説

「安いけど品質は大丈夫なの?」
「効果はあるの??」

今回はそんな多くの女性がもつ疑問にお応えするべく、ちふれの化粧水の全種類の成分と使用感を徹底解明しちゃいます!また、ちふれの化粧水の“安い理由”も合わせて紹介。理由を知れば、ちふれの化粧水をもっと手軽に試せるようになるかもしれません。

ちふれの化粧水を使ったことがある人も、これから使いたいと考えている人も、これを読めば“ちふれ”がもっと好きになること間違いなしです。

 

1. ちふれとは?

■ちふれとは?

出典:https://career.cosme.net

ちふれとは、安さと品質の良さで知名度を高めたコスメブランドです。1959年に母体が誕生したちふれは、適正な価格で優れた製品を提供することをコンセプトに、今に至るまで長くにわたって多くのファンに愛されています。

ちふれ化粧品は創業当初、会員制の訪問販売で販売されていました。1967年に低価格・高品質で話題となり、婦人会役員が評判を聞き、組織としての販売を提案。その翌年、「ちふれ化粧品」が誕生しました。

ちふれ化粧品は、「全国地域婦人団体連絡協議会」の声かけにより実現し、共同で化粧品事業を始めたので、「地婦連(ちふれん)」の略称をもとに、化粧品ブランド「ちふれ」と名づけられました。

ちふれには、ブランドコンセプトとしての3つの約束があります。

出典:http://www.chifure.co.jp

・高品質適正価格
良い製品を、手ごろな価格で届けるために、流通経路の簡素化、包装の簡素化、大量生産によるコストダウンを心がけ、品質としては無香料・無着色のスキンケア商品を提供しています。

・積極的な情報開示
ちふれの化粧品は成分だけでなく、成分の分量まですべて表記されています。自分に合った化粧品を探すときに、分量まで表示してくれるのは安心ですね。

・環境対策
化粧品で初めて詰め替え用の販売を始めました。詰め替え用は環境に優しいだけでなく、価格も安いので、消費者にとってうれしいことですね。

2. ちふれの化粧水の全種類と成分

ちふれの化粧水は保湿シリーズ、エイジングケアシリーズの3つに分かれています。肌タイプによって保湿力も選べるので自分の肌に合った化粧水を選ぶことができます。ちふれの化粧水は基本的にすべて無香料・無着色となっています。

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こうしてみると豊富なラインナップなのが分かりますね。これだけ種類があれば、自分の肌に合った化粧水を見つけることができそうです。

また、「この化粧水はこんな人におすすめ!」という表も用意しましたので、自分の肌質や好みに合わせて、各商品を詳しくチェックするのもおすすめです♪

こちらを参考にしつつ、早速各商品を詳しく見ていきましょう!

 

■保湿シリーズ

ちふれの保湿化粧水の種類は4種類。肌タイプや好みによって、しっとり~さっぱりを選ぶことができますよ。

【化粧水とてもしっとりタイプ】

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美容液かと思うくらい、トロっとしている「とてもしっとりタイプ」は、保湿成分のヒアルロン酸・トレハロース配合で、肌の潤いを保ってくれます。とてもしっとりタイプという名がついているだけあり、驚くほどの高保湿。乾燥肌や冬場にはぴったりですが、脂性肌の人にはべたつきが気になるかもしれません。特に夏場は重たい化粧水と言えそうです。

・化粧水とてもしっとりタイプの全成分
グリセリン、BG、DPG、メチルグルセス10 、エリスリトール、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、PEG75、トレハロース、ヒアルロン酸Na、pH調整剤、クエン酸Na、クエン酸 、防腐剤 メチルパラベン、フェノキシエタノール、水

・こんなひとにおすすめ!
乾燥肌が気になる人
保湿したい人
とろみのあるテクスチャが好きな人

【化粧水しっとりタイプ】

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角質層へしっかり浸透。べたつかずにうるおいを与えてくれる化粧水です。
とてもしっとりタイプに比べると、さらっとした使い心地で、べたつき感はあまりありません。しっとりタイプにも同様に保湿成分のヒアルロン酸・トレハロースが配合されているので、お肌に潤いがほしい人におすすめです。使い心地はさっぱりめなので、乾燥肌~脂性肌、混合肌の人も使える化粧水です。重度の乾燥肌でない限りはこちらが使いやすいかもしれません。

・化粧水しっとりタイプの全成分
グリセリン、BG、グリチルリチン酸2K、トレハロース、ヒアルロン酸Na、エタノール、PEG-50水添ヒマシ油、メチルパラベン、フェノキシエタノール、クエン酸Na、クエン酸、酢酸トコフェロール、水

・こんな人におすすめ
乾燥肌、脂性肌、混合肌の人
なんとなく乾燥が気になっている人
べたつくのは嫌だけど保湿したい人

ちふれ化粧品 化粧水 しっとりタイプ 180ML
ちふれ

【化粧水さっぱりタイプ】

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みずみずしいテクスチャ。肌に潤いを与えてくれる化粧水です。
こちらもとてもしっとりタイプとしっとりタイプに比べると保湿力は落ちてしまいますが、少しとろみのあるテクスチャなので、ばしゃばしゃとつけたい人にはおすすめです。他の化粧水に比べるとアルコール感があります。さっぱりめの使用感なので、夏場はこちらを使用するのが良いかもしれません。

・化粧水さっぱりタイプの全成分
エタノール、PG、トレハロース、BG、ヒアルロン酸Na、クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン、水

・こんな人におすすめ
脂性肌の人
さっぱり系のテクスチャが好きな人
夏場は軽いテクスチャの化粧水を使いたい人

【化粧水ノンアルコールタイプ】

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アルコールが苦手な人、敏感肌の人におすすめの化粧水です。
テクスチャはさらっとしていて、どちらかというとさっぱりタイプに近いといえます。ノンアルコールタイプにも保湿成分のヒアルロン酸とトレハロースが配合されていますが、しっとりタイプに比べると保湿力はやや弱め。どうしても乾燥が気になる人は、ノンアルコールと表示されている「とてもしっとりタイプ」がおすすめですが、できるだけ低刺激のものを探している人はこちらのノンアルコールタイプを選ぶようにしましょう。

・化粧水ノンアルコールタイプの全成分
BG、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、トレハロース 、ヒアルロン酸Na、トリエチルヘキサノイン、トリイソステアリン酸PEG-50水添ヒマシ油 、セテス-20、PEG-60水添ヒマシ油、メチルパラベン、プロピルパラベン 、フェノキシエタノール、リンゴ酸Na、リンゴ酸、トコフェロール、水

・こんな人におすすめ
アルコールやツンとするニオイが苦手な人
低刺激の化粧水を探している人
敏感肌の人

■エイジングケアシリーズ

【濃厚化粧水】

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ちふれのエイジングケアシリーズの化粧水は残念ながら1種類しかありません。古くから、美しい女性に例えられる花「芍薬(シャクヤク)」の根から抽出されるエキスや保湿成分として有名なヒアルロン酸など、多くの保湿成分が配合されている化粧水です。その名の通り、濃厚で高保湿な化粧水。乾燥や小じわを目立たなくしてくれる効果があります。特に、他の化粧水には配合されていない「シャクヤク根エキス」は漢方にも使われている植物なので、抗炎症作用や保湿効果、トーンアップ効果があると、注目されています。

保湿成分もたっぷり配合。濃厚ですが、テクスチャは意外にもさらっとしているようです。べたつきが気になる人でも使える使用感です。

・濃厚化粧水の全成分
BG、グリセリン、DPG、ジグリセリン、メチルグルセス-10、PEG-75、グリチルリチン酸2K、ヒアルロン酸Na、シャクヤク根エキス、PEG-60水添ヒマシ油、メチルパラベン、キサンタンガム、カルボマー、クエン酸Na、クエン酸、水酸化K、EDTA-2Na、水

・こんな人におすすめ
小じわやシワが気になる人
しわ対策をしたい人
しっかり保湿したい人

3. ちふれ化粧水のここがすごい!!

■低価格

ちふれ化粧水のすごいところは何といってもその“安さ”です。ここでちふれ化粧水の価格を確認しておきましょう。

ほとんどの商品が1,000円以下で購入できるという手軽さがちふれが人気の理由です。価格が高い化粧水はいくらでもありますし、価格にともなって美肌効果が高いというのも何となくわかりますが、結局のところその化粧水を使い続けることができなければ、意味がありません。また、1本使い終わるたびに違う化粧水を買って試すのも、肌にとってはよくありません。

ちふれは購入し続けられる、同じ化粧水を使い続けられる価格であることが、お財布にも肌にも優しいといえます。

■種類が豊富

全8種類とういラインナップがうれしいですよね。自分の肌に合うものを選ぶことができますし、季節に合わせてしっとりタイプとさっぱりタイプを使い分けている人もいるようです。

■10代~大人まで使える化粧水

肌に優しい成分で作られているので、親子で一緒に使えるスキンケアブランドと言えます。安いので中高生で使用している人も最近は多いみたいです。親子で一緒にコスメ選びができるなんて素敵ですね。

■詰め替え用がある

出典:http://www.chifureshop.jp

ボトルで買っても低価格ですが、詰め替え用はもっとお安く購入できます。環境にもお財布にも優しいのです。

■ニキビ肌にも使える

ニキビ向け商品ではないものの、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸が配合されている商品はニキビ肌にも効果的です。手持ちの化粧水がしみる、ニキビ肌に合わないと感じている人は、低価格ですし一度お試しください。

4. 敏感肌・アトピー肌には使えるの?

ちふれの化粧水は基本的にノンアルコールで、無香料・無着色と肌に優しい処方となっていますが、敏感肌やアトピー肌の人は使用しても大丈夫なのでしょうか?

@cosmeなどの口コミを見ていると、「ニキビが減った」「敏感肌でしたが大丈夫でした」「ピリピリはしない」などの意見がありましたが、中には「かゆみがでた」「吹き出物が悪化した」など、肌トラブルを引き起こしたという意見もありました。

結局のところ、その人の肌に合っているかどうかが重要なので、一概に「ちふれの化粧水は〇〇だ!」とは言えませんが、稀にアレルギー反応を起こしてしまう場合もあるようですから、気を付けていきましょう。

■気をつけておきたい成分

・パラベン系
メチルパラベンは化粧品い防腐剤として配合される成分です。パラベンとも呼ばれ、メチルパラベン以外にもエチルパラベン、プロピルパラベン、プチルパラベン、ペンジルパラベンなど5種類あります。優れた防腐効果があり、長年化粧品に使用されていましたが、皮膚障害を引き起こす可能性のある成分として、1980年に厚生労働省が「旧表示指定成分」に指定しました。

・フェノキシエタノール
フェノキシエタノールも防腐剤の一種です。強いパラベン系の防腐剤と違い「旧表示指定成分」にも含まれていない、玉露や緑茶などの天然成分として存在することから、パラベン系に代わり、注目を集めています。しかし、殺菌作用はパラベンほど強くないので、パラベンと併用して使われることが多いです。

天然由来で安心と言われていますが、 接触性皮膚炎やシミやシワを引き起こす危険性は、パラベンが持つものと同じくらいだと言われています。

パラベンはだめだけど、フェノキシエタノールは大丈夫とも言いにくいものなので、防腐剤が含まれている化粧水を使用する場合は必ずパッチテストを行いましょう。

・PEG-75
PEG-75は界面活性剤の一種で、化粧水・乳液・クリームなどに多く含まれています。PEG-75は、水溶性で、化粧品などの酸化を防ぎ、化粧品に含まれている油分と水分を結合してくれる働きがあります。これによって、成分が乳化され、成分同士の結びつきを安定させてくれます。

しかし、まれにアレルギーを起こすと言われています。使用時に、ヒリヒリしたり、赤みを帯びたりした場合は、直ちに使用をやめましょう。

・PEG-60水添ヒマシ油
PEG-60水添ヒマシ油も界面活性剤の一種で、化粧水・乳液・クリーム・口紅など、スキンケアコスメだけでなく、メイク用品にも使われています。主な働きは、水分と油を乳化させ、溶解剤として広く使われます。医療用としても使われており、比較的安心性が高い成分だと言われています。肌への刺激性は低いとされていますが、重度の敏感肌、アトピー肌の方は気を付けましょう。

・合成界面活性剤
界面活性剤は石油と植物性に分けられます。特に石油系合成界面活性剤は毒性が高く、浸透性があり、お肌の必要なものまで、洗い流してしまうものです。ちふれに使われている合成界面活性剤は植物性のものが多く、低刺激だと言えます。

成分の分量が表示されており、合成界面活性剤の配分量を見ることができるので、配分量が低いということも分かりますが、敏感肌やアトピー肌など、気になる方はパッチテストを行いましょう。

5. ちふれ化粧水の効果的な使い方
安くてたっぷり使える化粧水なのですから、使い方を工夫することで、さらなる効果を得ることができるようになります。

■フェイスパックとして使う

ちふれ化粧水はコスパが良いので、惜しみなく使える点も魅力的。いつもの使い方と合わせて、フェイスパックとして使うのもおすすめです。美容成分が肌に染み渡りながら密閉するので、水分蒸発を抑えて浸透力を高めてくれます。フェイスパックはコットンなどでもできるので、手軽にできるスペシャルケアとして週に1~3回のペースで行うと良いでしょう。パックをする時間は長くて10分ですが、コットンが乾燥する前に止めるのがベター。保湿成分が欲しいところにポイントパックするのもおすすめです。

コットンパックにおすすめなのが無印良品のローションシートです♪
【無印良品/ローションシート(全体用) 圧縮タイプ・20個入 350円(税込み)】

出典:https://www.muji.net

目元だけポイントパックしたい人は部分用がおすすめ。
【無印良品/ローションシート(部分用) 20枚入 100円(税込み)】

出典:https://www.muji.net

■季節や目的で使い分ける

先にも少しお伝えしましたが、ちふれ化粧水は季節や目的によって使い分けることもできます。例えば、冬場の乾燥が激しい時期は「とてもしっとり」や「濃厚」を使って、夏場のべたつく季節は「さっぱり」を使用するなど、その時の気温や湿度によって使う化粧水を変えてみるのも良いかもしれません。普段は保湿重視の「しっとり」や「とてもしっとり」を使いつつ、スペシャルケアとしてフェイスパックで使うのもおすすめです。肌の悩みに応じた使い分けも、コスパが良いからこそできる技ですね。

■普通に肌につけるときは優しく“ハンドプレス”を。
肌は摩擦刺激に敏感な部分です。コットンに化粧水を染み込ませて肌につける人も多いようですし、化粧水の裏面などに使用方法としてコットンを推奨しているものもありますが、基本的には摩擦を起こさない“ハンドプレス”という方法で化粧水を付けるのが肌に良いとされています。

ちふれ化粧水は価格が低いので「たっぷりの化粧水をシャワーのようにバシャバシャと」使っている方も多いようですが、この方法では余分な成分がベタつきの元になったり、顔を叩く刺激によって肌の角質が剥がれたり、均一に成分が馴染まなかったりしてしまいます。

肌に与える適量を知り、ゆっくりと優しくハンドプレスする方法で保湿ケアをするようにしましょう。化粧水の適量は、肌に触れるとヒンヤリするくらいの量がベスト。手のひらを使ってゆっくりと顔全体に馴染ませ、強く押したり叩いたりせずにスローモーションで肌に押し込むように染み込ませていきます。なじんだからといって勢い良く手を離してしまうと、角質が剥がれる原因になるので注意しましょう。

6. まとめ

ちふれ化粧水の全8商品の紹介と効果的な使い方を紹介しました。

出典:http://www.chifure.co.jp

ちふれ化粧品には化粧水以外にも乳液、美容液、美容オイル、オールインワンジェルがあり、知らない人も多いかもしれませんがマッサージクリームも販売されています!ちふれだけでスキンケアすべてが完了すると言っても過言ではないくらい、全てのスキンケア用品をそろえることができるのです。

しかもドラッグストアやコンビニでも購入できるのですから、忙しい女性にとってはうれしいポイントだらけです。

確かに“安すぎる”ことから「ちふれの化粧水って本当に大丈夫なの?」と思っている人も多いかもしれません。しかし、化粧水はちふれの化粧水を使用して、美容液はその分高価なものを購入しているという賢い使い方をしている人もいるようです。また、コットンパックだけちふれの化粧水を使う、のも良いかもしれませんね。

メインでもサブでも使えるちふれの化粧水。ぜひ一度お試しください♪