【肌質別】キュレルの化粧水の選び方~全種類まるごと紹介~

 

肌に優しく、プチプラなのにセラミド機能成分が配合されている “キュレル”。キュレルのスキンケアシリーズは、肌悩みに合わせた豊富なラインナップで、どれを買えば良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなキュレルの「化粧水」に焦点を当てて商品一つ一つの使用感や効果を徹底分析していきます。

実は私も最近キュレルの化粧水を使い始めたばかりなので、私の感じた使用感などもお伝えしていきます!

 

1. キュレルとは?

■キュレルとは?

出典:https://www.kao.co.jp/curel/

キュレルとは、花王のビューティーケアラインの1つとして誕生したスキンケアブランドです。1999年にスキンケアシリーズを発売し、「セラミド」を守って洗う、「セラミド」の働きを補いうるおいを与えるということをコンセプトに、セラミドに着目したスキンケア商品を多く取り扱ってきました。

■セラミドを配合しているわけではない

出典:https://www.kao.co.jp/

少しがっかりされた人もいるかもしれませんが、キュレルはセラミドに着目したスキンケアシリーズを多く出しているものの、セラミドそのものが配合されている商品はありません。

キュレルは「セラミド機能成分」と呼ばれるセラミドの働きを補う成分を配合しています。セラミドと一緒になって肌にうるおいを与えたり、肌のバリア機能を助けてセラミドを守ってあげたり、セラミドが外に出ていかないようにサポートしたりしてくれる成分が配合されているのです。キュレルではこの一連の流れを「セラミドケア」と呼んでいます。

パッケージにも「セラミド」の文字が書かれているだけに、セラミド配合だと思って購入してしまう人も多いようですが、実は違うということを覚えておきましょう。

しかし、セラミドが配合されていなくとも、肌にうるおいを与える成分やバリア機能を高める効果のある成分はきちんと配合されているので安心してください。

むしろ、セラミド配合の化粧水を使っていても、肌のバリア機能が低下している状態や過度な乾燥状態では、せっかく肌につけたセラミドも流れてしまいます。まずは肌のバリア機能を正常にしたいという人にキュレルの「セラミドケア」は向いていると言えるでしょう。

■キュレルの特徴

キュレルのスキンケアシリーズには大きく4つの特徴があります。

【うるおい成分が角層の深部まで浸透】

敏感肌の特徴である“角層の乱れ”に着目し、うるおいを角層の深部まで浸透させ、なめらかな肌へと内側から状態を整えてくれます。また、皮膚の炎症を抑えることで有名な「ユーカリエキス」が配合されているのもポイントです。肌トラブルを抱える人におすすめと言えるでしょう。

【選べる使用感】

冒頭でもお伝えしましたが、キュレルには「敏感肌用」「皮脂トラブル用」など、肌悩みに合わせたスキンケアシリーズがあります。また、各シリーズの中にも「しっとり」「とてもしっとり」など好みの使用感に合わせた化粧水や乳液があります。一口に敏感肌といっても、好みの使用感は人それぞれですから、使用感別で選べるのはうれしいですね。

【アルコールフリー】

出典:https://www.kao.co.jp/

敏感肌はアルコールの刺激で赤くなってしまうことがありますし、基本的にアルコールが入っていない方が肌への負担は低いと言われています。アルコールフリーなのは安心感がありますよね。

【敏感肌に特化している】

アルコールフリーの項目にも通ずる部分として、キュレルのスキンケアシリーズは、全て敏感肌に特化した処方となっています。余計なものを含まないシンプルな設計のため、敏感肌の人でもヒリヒリしにくく、肌が荒れている人でもしみることなく使えると言われています。

 

2. キュレルの化粧水の種類

ここからはキュレルの化粧水の種類について、各スキンケアシリーズを紹介していきます。

■潤浸保湿フェイスケアシリーズ

…肌荒れ・カサつきを繰り返しがちな乾燥性敏感肌の人におすすめ


出典:https://www.kao.co.jp/curel/

セラミドの働きを守り補いながら、うるおいを与える「セラミドケア」に着目したスキンケアシリーズです。洗顔、化粧水、乳液、クリームまで、スキンケアの全てにおいてセラミドを守り助けてくれる機能が備わっています。肌荒れしにくい、ふっくらとしたうるおいに満ちた肌へと導いてくれます。

化粧水はⅠ「ややしっとり」、Ⅱ「しっとり」、Ⅲ「とてもしっとり」の3タイプがあります。

■皮脂トラブルケアシリーズ

…皮脂でべたつくのにカサつく、乾燥性敏感肌の人におすすめ

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セラミド機能成分を配合しつつ、過剰な皮脂のべたつきを抑制する成分(基剤)を配合しています。乾燥性敏感肌で皮脂トラブルが起きている人は、肌の表面がオイリーでも内部が乾燥している場合が多いので、内部まで浸透しセラミドの働きをサポートしてくれるという機能はまさに打ってつけ。ノンオイリー処方で、使用後もべたつきません。

化粧水は一つしかありませんが、皮脂トラブルケアシリーズの泡洗顔料を合わせて使うことで、過剰な皮脂をしっかり落としつつも、肌に必要な成分は守ってくれるのでおすすめです。

 

■エイジングケアシリーズ

…小じわが目立つ、年齢を重ねた乾燥性敏感肌の人におすすめ

出典:https://www.kao.co.jp/curel/

セラミド機能成分とともに、肌のハリを向上させる成分(保湿剤:ショウキョウエキス、グリセリン)を配合。ユーカリエキスに加えて、アスナロエキスといううるおい成分も含まれていて、乾燥による小じわを目立たなくしてくれます。

化粧水は1つしかありませんが、化粧水の後につけるジェルクリームは高密着でうるおい成分も豊富に含まれています。ジェルクリームのあとには、同シリーズの美容クリームもあるのでおすすめです。

 

3. キュレルの化粧水の成分やおすすめ

ここからはキュレルの化粧水について、「使用感」や「こんな人、肌質におすすめ」「成分」を表にしたものを紹介します。キュレルの化粧水の購入を考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

■潤浸保湿フェイスケアシリーズ

出典:https://www.kao.com/jp/curel/

潤浸保湿フェイスケアシリーズはとにかく保湿をしたい人におすすめの化粧水です。シリーズの名の通り、高浸透で即座にうるおいを与え、肌内部で保湿もしてくれる設計になっています。潤浸保湿フェイスケアシリーズの各タイプを簡単にまとめたのでご覧ください。

こうしてみると、成分の量を調節して使用感を変えていることがわかります。化粧水で得
られる効果としては、あまり差がないとも言えるでしょう。しかし、しっとり感が高い方が肌表面で乾燥を防いでくれるので、冬場は「とてもしっとりタイプ」夏場は「ややしっとり」というように使い分けるのもおすすめです。

もちろん、これらの化粧水はすべてお肌に優しい処方です。

・弱酸性 ・無香料 ・無着色
・アルコールフリー(エチルアルコール無添加)
・アレルギーテスト済み*
・乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み*
[パッチテスト:皮膚に対する刺激性を確認するテストです]
*すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありません。

使いきりの目安も約3か月と長いのに、価格は150mlで1,700円とお手軽なのもお財布にうれしいですね♪

■皮脂トラブルケアシリーズ(筆者使用中!)

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皮脂トラブルケアシリーズの化粧水は、皮脂でべたつく乾燥肌の人におすすめ。ニキビや肌荒れの多い肌を健康な弱酸性の状態へと近づけながら、皮脂の分泌を正常な範囲へと導いてくれます。べたつきを抑制する成分や、肌内部に潤いを与えるユーカリエキスを配合。あとに使う乳液や美容液の導入も良くしてくれるようです。

こちら、現在筆者も使用中です。使用感としては、さっぱりめで3回に分けてつけてもべたつきはありません。繰り返す大人ニキビに悩んでいて購入したのですが、使い始めて1か月、新たなニキビは発生しないものの、化粧水のおかげなのかはまだよく分かっていません。しかし、2018年7月現在で、朝起きて肌を触ると夏場なのにべたつきはありません。皮脂が過剰に出ることは少なくなったように感じています。

ニキビケア化粧水ではないので、ニキビの改善に役立つかと言われたら微妙なところですが、翌朝顔がべたつくことで悩んでいる人には、べたつきが抑えられていることをすぐ実感できるかもしれませんね。

皮脂トラブルケア化粧水も、お肌に優しい処方です。

・弱酸性 ・無香料 ・無着色
・アルコールフリー(エチルアルコール無添加)
・アレルギーテスト済み
・敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み
[パッチテスト:皮膚に対する刺激性を確認するテストです]
・にきびのもとになりにくい処方 ノンコメドジェニックテスト済み
*すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらない、コメド(にきびのもと)ができないというわけではありません。

こちらも、使いきりの目安が約3か月と長く、150mlで1,700円とお手軽です♪

 

■エイジングケアシリーズ

出典:https://www.kao.com/jp/curel/

キュレルのエイジングケアシリーズの化粧水は、乾燥による小じわが目立つ年齢を重ねた敏感肌におすすめ。とろみのあるテクスチャで、気になる目元や口元など、化粧水がすみずみまで密着してくれます。ハリ向上成分であるショウキョウエキス、グリセリンを配合し、肌をふっくらさせることを目指します。

とろみのあるテクスチャがエイジングケアを考える大人女性に人気が高く、口コミでも高評価が多いようです。しっかり保湿をしたいという人におすすめですが、小じわが目立たくなるまでには使い続けることと、同シリーズのジェルクリームも合わせて使用することが大切であるといえるでしょう。化粧水一つではシワには対抗できないようですので、あくまでもスキンケアのベースとして使うことをおすすめします。

もちろん、エイジングケア化粧水もすべてお肌に優しい処方です。

・弱酸性 ・無香料 ・無着色
・アルコールフリー(エチルアルコール無添加)
・アレルギーテスト済み
・乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み
[パッチテスト:皮膚に対する刺激性を確認するテストです]
*すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありません。

4. キュレルの化粧水の使い方

キュレルのスキンケアシリーズを紹介した公式サイトには、「お手入れのワンポイント」と称した化粧水の効果を十分に発揮するべくポイントが紹介されています。

出典:https://www.kao.co.jp/curel/

ここでは潤浸保湿フェイスケアシリーズの「使い方」と「お手入れのワンポイント」を紹介します。

■化粧水Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの使い方とお手入れのワンポイント

【使い方】
朝晩の洗顔後の肌に使います。
適量(ポンプ3~4押し分)をとり、顔全体にやさしくなじませましょう。

【お手入れのワンポイント】
洗顔後、肌が乾かないうちに保湿ケアをしましょう。肌に馴染ませるときは、顔の皮膚が動かないくらいの力でやさしく行います。

また、キュレルでは、正しい化粧水での保湿の仕方を動画で紹介しています。

スキンケアブランドが推奨しているやり方なので、正しいスキンケア方法であることは間違いありません。

キュレルでは、化粧水に限らずメイク落としや美容液など、全ての商品に「お手入れのワンポイント」を紹介しています。他のシリーズの使い方が気になった人は、ぜひ公式サイトからチェックしてみてください♪

・キュレル公式サイト「製品カテゴリからさがす」
https://www.kao.co.jp/curel/products/

5. キュレルの化粧水はネットで購入がおすすめ

キュレルの化粧水はドラッグストアにも置いてありますが、全てのシリーズがそろっているドラッグストアはまだまだ少ないようです。もしキュレルの化粧水の購入を考えている場合は、ネットでの購入が確実です。

■一番人気は「化粧水Ⅲ とてもしっとり 150ml」

花王 curel(キュレル) 化粧水3 とてもしっとり(150ml)

2,000円以上で送料無料になるので、乳液やクリームと合わせて購入するのがおすすめですよ。

■トライアルキットで肌に合うかチェック!

・潤浸保湿フェイスケアシリーズ20日間トライアルキット 化粧水、乳液

 

・フェイスケアトライアルキット化粧水、乳液、クリーム

キュレルのスキンケアシリーズは、すべてトライアルキットが用意されています。自分の肌に合うか確かめて、納得してから購入するのもアリですね。

6. まとめ

キュレルの化粧水について、商品一つ一つの使用感や効果を紹介しました。

化粧水選びは女性にとって本当に悩ましい問題ですが、敏感肌の人であれば尚更大変だったりします。問題なく使える化粧水にたどり着くまでに、合わない化粧水で肌が荒れてしまうこともありますからね。


出典:https://www.kao.co.jp/curel/

その点キュレルの化粧水は、肌に優しい処方に加え余計なものを含まないシンプル設計。乾燥が原因の敏感肌にも、ニキビや吹き出物ができて荒れやすくなっている肌にも優しくケアしてくれるのです。

私も敏感肌かつニキビができやすく、低刺激の化粧水を購入してもヒリヒリしたりすることが多かったのですが、キュレルに関しては何の問題もなく使用することができています。肌荒れで今まで使っていた化粧水が使えなくなってしまった人にも、キュレルの化粧水はおすすめですよ。

もちろん人によっては、キュレルの化粧水も合わないことがあるかもしれませんが、そんな時はぜひトライアルセットを試してみることから始めてみましょう。購入しやすい価格なので、まずは一度お試してみてはいかがでしょうか。