食事制限なしのダイエットのコツ~食べたい!でも太るのは…葛藤の秋を乗りきる~

この記事でわかること
・食事制限しないダイエットの大切さ
・食欲を抑えない食べ方のコツ
・ダイエット効果◎な食品

 

秋の気配が近づいてきました。ごはんも美味しくなる季節です。でもそんな季節だからこそ、「食事制限しなきゃ」と気を張る女性も多いのではないでしょうか。ダイエットは女性の永遠の関心事ですが、秋のような食欲の増す季節にはとくに気を付けたいですね。ここではそんな秋を乗り切る、食事制限なしのダイエットのコツをご紹介します♪

1.ダイエット≠食べるのを我慢

■「とにかく早く、とにかく痩せる」?

ダイエットと言えば、その方法やジャンルはたくさんありますね。とにかく食事を抜く断食ダイエットにとった脂肪や糖の代謝を助けるお薬ダイエット、食べるものをおかゆやバナナなどにする置き換えダイエット、筋トレやジョギングをこなす運動タイプのものも。

沢山あると頼もしいような気もしますが、実際は玉石混合、良いものも悪いものもごちゃまぜです。しかもその多くは、とにかく早く、とにかく痩せるというダイエットをプッシュしています。

しかし短い時間で体型を変えることは身体への負担が大きく、また精神的にもつらい影響を与えてしまいます…。そんな不健康な状態で痩せても、キレイとは言えませんよね?

■【ゆるく長く】が大切

そもそもダイエットは痩せることではなく、キレイになることを目的として始める場合が普通です。いくら身体が痩せても、本来の身体の欲求やリズムが不自然になれば、精神的にも疲れてしまいます。そんなダイエットは長く続きにくいですし、最悪リバウンドなんてこともあります。

 

つまり「とにかく早くとにかく痩せる」タイプのダイエットではなく、食欲や食事を抑えない、より自然なダイエットがキレイへの王道と言えます。身体の欲求やリズムとゆっくり向き合って、ゆるく長く、キレイを目指しましょう♪

2.食べ方を工夫する

■いつ食べよう?食べても太りにくいタイミングがあります。

これまで言ってきたように、身体には一定のリズムがあります。イメージしやすく言えば、人間はみんな身体の中に時計を持っていて、それに合わせて規則的にオン/オフが切り替わっています。

身体が活動しているオンの時、体内のエネルギー源である糖は消費されます。逆に身体が休息に入るオフの時には、糖の消費はゆるやかになります。ポイントはここで、エネルギーが特に消費されるオンのタイミングで食べることで、太りにくい食事にできるのです。
人間の身体が活発にうごく時間帯は、一般的には次の3つと言われています。

1 朝6時~7時
2 朝10時~11時
3 夕方16時~17時

つまりこの3つの時間帯に合わせて食事をすれば、食べた分のエネルギーは効率的に消費されるので、太りにくいのです。「夜に食べると太る」とよく言われるのは、身体が休息に入り、エネルギーがあまり消費されない時間に食べていたからだったのですね。
またこうした身体のオン/オフのリズムに合わせて食べることで消化がスムーズになり、脳や各器官への栄養補給もばっちりに。身体全体が元気になれば、古い老廃物もどんどん出されていき、美肌にもなっちゃいます♪

■何から食べよう?食べる順番だって大切です!

一回一回の食事の順番にも工夫できます。食べ物は大まかに見れば、次の3つに分かれます。

身体のエネルギーになる「ごはん・パン」グループ
身体を作る「お肉・たまご」グループ
その他に必要な栄養素や食物繊維の源になる「野菜・くだもの」グループ

中でも「ごはん・パン」グループはお腹持ちも良く、消化にも時間がかかります。そのため身体が長いオフに入る夕方以降に食べると、エネルギーが消費されきらず、太ってしまう原因に…。しかし逆に、1日の活動が始まる朝に食べることで必要なエネルギーを取ることができます。

つまり…身体がオンになる朝からお昼にかけては「ごはん・パン」グループを、身体がオフに入る夕方や夜にかけては「お肉・たまご」グループや「野菜・くだもの」グループを食べることで、エネルギー効率も良く、太りにくい食事を取ることができるのです。

こうした身体の代謝と食事を合わせて考え、女性向けにアドバイスをしてくれる一冊をご紹介します。

 『オトナ女子のための食べ方図鑑 – 食事10割で体脂肪を燃やす』

こちらの書籍はメイクやケアなど外的アプローチではなく、食による内的アプローチで女性の美を高めることをテーマに書かれています。おいしく食べてキレイになりたい方は是非是非ご一読を…

 

また女性にとっては生理周期も身体のリズムに関わっていますよね。そんな視点から食事を考えた書籍はこちら。

『医者が教える女性のための最強の食事術』

ホルモンの変化に振り回されてしまいがちな女性の身体。それでも食事や食事習慣に気を付けることで、逆にホルモンを味方につけ、これまで以上に美しくなることもできるのです。そんな素敵なノウハウの詰め込まれた一冊、いかがでしょうか?

3.ゆるく続けるダイエットのお供に

ここまで身体のリズムに合わせたダイエットをおすすめしてきました。自分の身体の活動に合わせて食事やその順番を工夫する。食べるのを止めたり、消化代謝を薬で故意に早めるよりもずっと健康的なダイエットといえます。

しかし即効性な弱いだけに、痩せたいという気持ちをずっとキープするのは難しいかもしれません。そんな「食べたい!」という食欲も、抑えすぎずに適度に満たしてこそ、ダイエットも長続きします。以下では、そんなダイエットの道をゆるく進んでいく時のお供になってくれる食べものをご紹介します。

■アレンジ次第でいくらでも食べられる!糸こんにゃく

こんにゃくはダイエット食として有名なものの一つですよね。軽い触感と素朴な風味なので、お味噌汁の具からパスタの代わり、ごはんのかさ増しなど色んな場面で活躍してくれます。

『高千穂糸こんにゃく』

出典:http://girlschannel.net/

毎日の食事のちょっとした部分をこんにゃくで置き換えるだけでもぐっとヘルシーになりますよ。この商品は私自身も試したことがありますが、もともとこんにゃく好きなのもあってたのしく減量できました♪

万能選手なこんにゃくですが、それに加えてなんと、デザートにもなっちゃいます。ダイエット中は甘いものを特に避けてしまいますが、これならそんなに罪悪感なくお休みできます♪

『こんにゃくゼリー果実の雫』

フレーバーもぶどう味、りんご味、もも味3種類が選べるので、ローテーションやミックスなど食べ方に工夫すれば飽きることなく、ヘルシーなおやつとして食べられますね。

■美容効果も期待♡大豆食品

おからやお豆腐、納豆などなど…大豆食品もこんにゃくと同じくダイエットの強い味方です。また大豆にふくまれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。ホルモンバランスの変動による不調も多い女性にとって、美容や健康など多くの面でメリットの多い食材です。こちらも優しい風味なので、普通の料理からデザートまで、広く活躍してくれます。うれしいですね♪

『とうふステーキ 野菜八宝』

こちらも先ほどのこんにゃくのようにおでんやお鍋、ビールのおつまみなど、幅広く活躍してくれる優れものです。ベースが豆腐ステーキなので満腹感も保証されててヘルシーなんて、素晴らしすぎませんか?

スイーツももちろん忘れません。こちらはクッキーなので、ゼリーとはまた違ってゆっくりまったり甘いものを楽しみたいときにおすすめです♪

『おから豆乳ソフトクッキー』

フレーバーもオレンジ、チーズ、チョコ、抹茶、シナモンと5種類そろっています。ダイエットから少し離れたい…でも気になる…そんな時、おすすめです♪


■ちょっと意外?コーヒー

ダイエットの場面でコーヒーの名前を聞くことって、あまりないかもしれませんね?でもコーヒーの中に含まれるカフェインをはじめとする化学成分は、身体の代謝を高めて脂肪燃焼に大きな効果を持ちます。そのため一日のはじめや食事前、休憩時間に飲むことで、
ダイエット効果が期待できてしまうのです!

『ダイエットコーヒー』

こちらは先に紹介したおからクッキーととくに相性も良さそうですね♪いきなり食生活を変えるのも難しいですし、こうしたおやつから少しずつ慣れていくというのもひとつの手かもしれません。

4.まとめ

ここまで、身体の欲求やリズムを抑えないまま、より自然にするダイエットのコツについてお伝えしてきました。普通のダイエットのようにすぐ、目に見えて痩せることはないかもしれません。しかし自分の身体の活動ペースや欲求と向き合いながらダイエットすることは、太りにくい身体作りにもなり、長い目で見ればより良い結果に通じるはずです。

自分の身体と仲良く、キレイになっていく。この秋は、そんな身体との関係づくりをはじめてみてはいかがでしょうか?

ライター:島田