・ヘアオイルの正しい選び方
・編集部おすすめのヘアオイル10選
・ヘアオイルの効果的な使い方
ヘアケア商品は数多く販売されていますが、その中でも“ヘアオイル”を使う方法が一般的です。ヘアオイルには髪を補修してくれる効果や、紫外線から髪を守る効果もあり、毎日スタイリングの一環として使用するだけでもヘアケアの効果は十分得られると言われています。
でも、ヘアオイルは種類が多くどれを使ったらいいのか分からない人も多いですよね。
今回はヘアオイルの正しい選び方や編集部おすすめのヘアオイルをご紹介。また、ヘアケア効果を高めるヘアオイルの使い方も合わせてお伝えしちゃいます♪
1. ヘアケアに使うヘアオイルとは?
ヘアケアとは、髪の手入れや手当てをすること。整髪料やパーマ、カラーリングで傷んだ髪を回復させたり、ダメージを予防したりすることを目的としています。
■ヘアオイルとは?
ヘアオイルとは、その名の通り髪につけるオイル(=油)のこと。合成油脂か天然のオイルが使われていることがほとんどです。ヘアオイルは、髪の周りをコーティングし、外部の刺激から守るだけでなく、最近ではスタイリングの一種としてウェット感を出すために使われることもあります。ヘアケア商品として数多くの商品が販売されています。
■ヘアオイルのメリットとデメリット
・メリット
ヘアオイルは髪にとてもなじみやすいのが特徴。加えて保湿力もあり、髪内部の乾燥を防ぎます。紫外線をブロックしてくれる効果もあるので“熱に強い保湿剤”とも言えます。
ドライヤーをする前の濡れた髪に付けることで、ドライヤーの熱から髪を守ることができますよ。
ヘアセットにも使えるというのもヘアオイルのメリットです。固いワックスを使うと髪がパサついて見えることがありますが、ヘアオイルであればツヤを与えながらトレンドのウェット感のある仕上がりを手に入れることができます。
・デメリット
美しいツヤとなめらかな指通りを与えてくれるヘアオイルですが、商品によっては“独特の臭い”が気になるものもあります。ヘアオイルは油が主成分なので、時間が経つにつれて油っこい臭いがするものもあるようです。
また、敏感肌の人はオイルがついた髪が頬や首に触れただけでかゆみや炎症を引き起こしてしまうこともあります。すべての商品にそのような症状がでるわけではありませんが、ヘアオイルと肌との相性もヘアオイルを選ぶ際には重要なようです。
2. ヘアオイルの選び方
■植物性オイル配合のものがおすすめ
ヘアオイルに使われているオイルには、植物性と鉱物性の2種類があります。より保湿効果が高くヘアケアに向いているのは“植物性オイル”ということを覚えておきましょう。
植物性オイルとして代表的なものは、椿油・オリーブオイル・ホホバオイル・アルガンオイル・ボタニカルオイル・ひまわりオイルなどがあるようです。天然由来原料100%のものは、毛穴につまりにくいので頭皮マッサージにも使うことができますよ。
一方、鉱物性オイルはシリコンを含むものが多いので、手触りは良くツヤもでるのですがヘアケアには向いていないようです。ヘアケア効果を狙うのであれば、内部まで浸透する植物性オイルを選びましょう。
■髪質や毛量で選ぶ
ヘアオイルは自分の髪質や毛量と相性の良いものを選ぶようにしましょう。
髪が太い、クセが強い、毛量が多い…トロっとしたしっとり感を重視したヘアオイル
髪が細い、柔らかい、毛量が少ない…さらさらしたさっぱり系のヘアオイル
こちらを目安にしてヘアオイルを選ぶと良いでしょう。しかし、元は髪が細くストレートだったけれど、パーマやヘアカラーを繰り返して広がってしまった髪にはさっぱり系のヘアオイルでは保湿効果が足りない場合もあります。
自分の髪の状態が分からない場合は、美容師さんに相談するのも一つの手ですよ。
■好きな香りで選ぶ
ヘアオイルは香りも重要なポイントです。すれ違った際にふんわりとかおる香りはとても魅力的。ヘアオイルには良い香りのものが多くありますから、香りを身にまとうこともイメージして選ぶようにしましょう。
■市販品でも十分効果がある
ヘアオイルはドラッグストアなどでも手に入る手ごろなものから、オーガニック性のお値段が張るものまで幅広くありますが、現在販売されているヘアオイルは高性能なものが多いです。
1000円台のリーズナブルなものでも、使い方や自分に合ったものを選ぶことを気を付けることで、十分に効果を発揮することができるのです。
日常的に使うものですから、高価すぎると継続して使えなくなりますし、色々な商品を試し過ぎても髪に負担になってしまいます。続けられる価格のものを選ぶようにしましょうね。
それでは、選び方も分かったということで編集部おすすめのヘアオイルもご紹介します。使用感も併せて検討してみてください!
3. 編集部おすすめヘアオイル10選
【ナプラ /N. ポリッシュオイル】
インスタでも話題のN. ポリッシュオイル。天然由来原料のみでできたヘアオイルで、スタイリングの仕上げとして使っている人が多いようです。ツヤ感と軽やかな動きを演出したい時におすすめ♪アウトバスオイルとして、肌の保湿オイルとしても使用可能な万能オイルです。
【モロッカンオイル/モロッカンオイル トリートメント】
髪を美しく整える“アルガンオイル(保湿成分)”をはじめとし、プロテイン(補修成分)や脂肪酸、オメガ3オイル、ビタミン類(美容成分)を配合し、幅広い髪質の人が使用できるヘアオイルです。髪のベースを作るトリートメントとして、スタイリング剤としても使えます♪
【大島椿 大島椿(ツバキ油)】
1927年に誕生した椿油100%のヘアオイルは、髪にツヤとうるおいを与えながら、紫外線や乾燥などによるダメージから髪を守り、枝毛やパサつきを抑えてくれます。また、キューティクルが傷つくのを防いでくれ、強くしなやかなハリのある髪へと導きます。頭皮に使えば毛穴の奥の汚れをとりやすくし、うるおいのある健やかな頭皮にしてくれるのだとか。クレンジング剤として肌にも使えるそうですよ!
【柳屋あんず油 あんず油】
あんずの種子からとれる不乾性オイルで、髪を保湿・保護するのが特徴です。オレイン酸やミネラルを多く含み、美しく健康な髪へとサポートしてくれます。椿油に比べるとこちらはさらっとしている仕上がりになるので、しっとりタイプが苦手な人にはあんず油をおすすめします。あんずの香りも甘くて好きという人も多いようですよ。
【ゆず油 /無添加ヘアオイル】
国産のゆず油(保湿成分)をはじめとする植物原料のみでつくった無添加ヘアオイルです。髪だけでなく、頭皮ケアにも使用でき、軽やかにまとまるツヤのある髪へと導きます。爽やかなゆずの香りにファンが多いこちらの商品。一滴でかなりうるおうという口コミもあり、パサついた髪を保湿したい人におすすめのヘアオイルです。
【ロレッタ ベースケアオイル】
つけた瞬間広がるローズの香りが印象的なヘアオイル。思わず触れてみたくなるようなサラサラな仕上りになるのも特徴です。つけた手もべたつきが残らないと好評のようです。オイル嫌いの人や、初めてヘアオイルを使う人でも使いやすいヘアオイルという口コミもありました。
【ロレアル パリ/エクストラオーディナリーオイル エクストラリッチ フィニッシュ】
6種類のフラワーエキストラオイルを贅沢に配合。ひどくパサついた髪を濃密なうるおいのある髪へと仕上げてくれます。髪がひどく傷んでいる人や、よりしっとりした仕上がりを求めている人におすすめのヘアオイル。香水のようなオリエンタルサニーの香りが、気品あふれる印象を与えてくれますよ。
【ケラスターゼ /NU ソワン オレオ リラックス】
くせや傷みでまとまりにくい髪にうるおいを与え、まとまりやすい髪へと導きます。輝くようなツヤとなめらかさを持続させるヘアオイル。普通のヘアオイルに比べるとお値段が高くなるようですが、しっとりサラサラになるのでずっと愛用しているという人が多いようです。
【ロクシタン ファイブハーブス リペアリングヘアオイル】
女性に大人気のロクシタンですが、ヘアオイルも根強い人気を誇っています。ビタミンやミネラル豊富な植物の種や実から抽出した4グレインオイルが髪に栄養を与え、しなやかでさらツヤな髪へと導いてくれますよ。なにより香りが気に入っている人が多く、プレゼントとして女友達に贈るのも喜ばれますよ♪
【ルベル イオエッセンス スリーク】
こちらはサロン専売品のヘアオイル。プロの美容師さんもトリートメントとして、スタイリング剤としての両方で使っている人もいるほど、高品質のヘアオイルのようです。どんな髪の人でも扱いやすいべたつきの少ないテクスチャ。広がりやすい髪~ストレートの人まで幅広く使用できます。美容院で使ってみて、良い香りだなと思ってネットで購入している愛用者もいるようですよ。
4. ヘアケア効果抜群のヘアオイルの使い方
ヘアオイルの使い方の使い方は基本的には商品の裏面にかいてある方法がおすすめですが、もっと効率的にヘアオイルの効果を発揮できる使い方があります。
■つけるタイミングは髪を乾かす前がおすすめ
ヘアオイルで髪をコーティングすることで、ドライヤーの熱やブラッシングの摩擦から髪を守ります。
■適量を取る
ヘアオイルは手に取る量を間違えると髪がべたついたり、ぺたんこになったりなど、スタイリングが失敗してしまう原因になります。
髪にヘアオイルを付けたあと、手がべたついてオイルが残っている状態だと、それは“つけすぎ”になります。ヘアオイルによっては、1~2滴で十分なものや、たっぷり付けてもべたつかないものなど種類が様々。まずは自分の髪につけてみて、適量を見つけましょう!
■指の間までなじませる
手のひらに取ったオイルをそのままつけると、べたっとつき過ぎてしまいます。髪につける前に、指の間までオイルをなじませてから、手ぐしで整えるようにヘアオイルをなじませていきましょう。
■生え際はつけない
生えてきたばかりの根元は、オイルをつけなくても健康な髪です。生え際にオイルをつけると頭皮がテカって見えてしまうことがありますから、根元から数cmの部分~水分が失われている毛先部分につけるようにしましょう。
5. まとめ
ヘアオイルのおすすめ商品や使い方について紹介してきましたが、気になるヘアオイルは見つかりましたか?
夏の紫外線から髪を守るだけでなく、ヘアオイルは年間通して心配されるエアコンによる頭皮や髪の乾燥からも、守ってくれるのです。
髪を守るついでに良い香りやツヤ、うるおいを与えてくれるとしたら、ヘアオイルを使わない手はありませんよね。
美しい人は髪にも気を使い、どこから見ても美しくなるよう努力を重ねています。
ぜひヘアケアの1つとしてヘアオイルを取り入れて、美しさに磨きをかけてみてはいかがでしょうか。