「ショートにしてみたいけれど、顔型的に似合わない気がする…」
「ショートは顔の小さい人じゃないとできないんでしょ?」など、ショートヘアの人を見るたび“素敵だな”と思うものの、自分には似合わないと諦めている人も多いかと思います。
かっこよくもなるし、可愛くもなれるショートは、男女問わずに人気のあるヘアスタイルですし、ショートってだけで何だかおしゃれな人に見えてしまう魔法の髪型なんです。
今回はどんな顔型の人でも、ポイントさえ押さえれば似合わせることのできるショートスタイルを紹介します。顔型別に紹介するので、あなたの探しているスタイルも見つかるかもしれませんよ。それでは早速見ていきましょう!
1. ショートが似合う人の特徴
まずは一般的に言われている「ショートが似合う人の特徴」を紹介します。自分は何個当てはまるかチェックしてみてください。
ショートが似合う人6つの特徴
□あごがすっきりしている
□頭が小さい
□首が細い
□女性的な顔立ちをしている
□色が白い
□目鼻立ちがはっきりしている
以上の6つが、一般的に言われているショートが似合う人の特徴です。ただ、これは特徴であり条件ではないので、必ずしも当てはまらなくてはいけないというわけではありません。
お伝えした6つの特徴はその人の感じ方次第で変わってくるような抽象的な内容でしたが、もっと論理的にショートが似合うか判断したい人のために「2.25インチルール」というものを紹介します。
「2.25インチルール」とは、主にイギリスで知られている顔バランスの測定方法で、“耳たぶの下から顎の先までが2.25インチ以内であえばショートが似合う”という考え方です。
2.25インチとは日本でいう5.5センチのことなので、興味のある人は測ってみると良いでしょう。しかしこちらも、5.5センチ以上になったからといってショートが似合わないというわけではありませんので、あくまでも目安程度に考えるようにしましょうね。
2. 顔別おすすめショートヘア
人の顔は「丸型」「面長型」「ベース型」「逆三角型」の4つにわけることができます。最近ではネットで簡単に顔型診断をすることができますし、自分の顔の形が何型か把握している人も多いと思います。ここからは、顔型に合わせて似合うショートヘアを紹介していきます。
◆丸顔さんにおすすめのショートヘアスタイル
丸顔さんにとってショートヘアは似合うヘアスタイルの一つで、基本的にどんな形にしても可愛らしい印象になることができます。ただ、丸みを隠したいという人にとっては、顔周りの髪を工夫するなどの対策が必要です。
・顔周りに動きをつけて。オン眉で可愛らしさもプラス。
出典:https://www.instagram.com/p
両サイドの髪でフェイスラインをカバーし、毛先に動きを付けています。前髪をオン眉にしているのも、丸顔さんの可愛らしさを強調していて丸顔さんのためのショートと言えます。
・丸みを帯びた柔らかなショートボブ

出典:https://www.instagram.com/p//
短すぎるのも苦手という人のためのショートボブです。丸みのある柔らかなシルエットが、丸顔さんのもつ愛らしさを引き出してくれていますね。

・かっこよくなりたい丸顔さんのために。色っぽショート。
出典:https://hair.cm/snap-259551/
丸顔さんのかっこよくなりたい!を叶えるのが、センターパートで濡れ感のあるショートスタイル。前髪を作らないことで、顔に縦長のラインを作り、顔周りの毛束で輪郭をぼかしています。色も暗髪にすることで、色っぽいシャープな印象に。
◆面長さんにおすすめのショートヘアスタイル
面長さんがショートにするとしたら、サイドのボリュームを意識したひし形ラインを作るとバランスが良く見えます。トップにボリュームを出すと縦長が強調されてしまうので、気をつけましょう。
・ひし形シルエットのショートスタイル

出典:https://hair.cm/snap-240085/
ひし形ラインを意識したショートスタイルです。サイドにふんわりとボリュームを持たせることで、面長さんの輪郭をカバーしています。前髪をしっかり作るのもショートを似合わせるポイントです。
・面長さんと相性の良い丸いシルエット

出典:https://hair.cm/snap-283804/
丸みのあるシルエットは面長さんにおすすめのショートスタイルです。顎の長さが気になる人は、もう少しサイドを長くすると顎のラインをぼかすことができますよ。前髪も厚めにすることで、顔の縦のラインを隠すことができます。
・ハンサム系ショートスタイル

出典:https://hair.cm/snap-283561/
こちらは少し長めのスタイル。クールに見えやすい面長さんは、ゆるめのパーマをかけ、ウェーブなどで柔らかい印象にするのもおすすめです。こちらは長めの前髪ですが、短めの前髪にしても可愛い印象になりますよ。
◆ベース型さんにおすすめのショートヘアスタイル
ベース型さんの中には、エラが張っているのを隠したいという人が多いはず。そんなベース型さんがショートにする場合は、顔周りの髪をカールさせてエラが隠れるように動きを出すなど、フェイスラインの横の広がりから視線をそらすのがポイントです。
・ふんわりラインで気になるところをカバー

出典:https://woman.excite.co.jp/article/
丸みのあるシルエットで、面長~丸型の顔立ちに見せるショートスタイルです。ふんわりしたラインがベース型さんの持つ固い印象を和らげてくれます。
・パーマで女性らしさを引き出すショートスタイル

出典:https://short.stylistdirectory.jp/
こちらはパーマで女性らしさを出したショートスタイル。トップにボリュームを持たせることで、全体的に四角くなりがちのシルエットに丸みをプラスしています。
・エアリーな印象で可愛らしさをプラスしたショートスタイル

出典:https://hair.cm/snap-285309/
毛先や前髪に動きをつけてエアリーに仕上げたショートスタイルです。動きのついた部分に視線を集めて、気になるフェイスラインをカモフラージュしてくれるという役目があります。がっつり短くしたいという人におすすめのスタイルです。
◆逆三角型さんにおすすめのショートヘアスタイル
逆三角型さんは、小顔の人が多くショートとも相性が良いのですが、とがった顎(あご)がきになるようであれば顎周りの髪にボリュームを持たせて、とがったラインをぼかすようにしましょう。また、トップにボリュームを出して顔全体のラインを丸くすることもポイントです。
・トップにボリュームで丸みを加えるショートスタイル

出典:https://beauty.biglobe.ne.jp/salon/
トップにボリュームを持たせることによって、逆三角のラインをぼかし柔らかい印象に仕上げています。色味を明るいベージュにすることや、毛先・前髪をふんわりとさせることも柔らかい印象にするポイントです。
・短くしたい人向け!かっこ可愛いショートスタイル

出典:https://hair.cm/snap-258939/
トップにボリュームを出してオデコをチラ見せすることで縦長ラインが強調でき、逆三角型をぼかすことができます。束感のある毛先で、ちょっぴりガーリーな雰囲気もありつつ、短めショートのかっこよさも兼ね備えています。
・小顔効果あり◎大人カジュアルショート

出典:https://beauty.biglobe.ne.jp/salon/
サイドバングで頬骨の張りを隠すことで、逆三角のラインをぼかすだけでなく小顔効果も与えてくれます。自然な束感とほどよくかかったウェーブが大人のカジュアルな女性を演出しています。前髪もシースルーでトレンド感がありますね。
3. ショートヘアのアレンジ
ショートヘアは髪に長さがないためにアレンジが難しそうですが、ヘアアクセやねじりピンなどの技を使えばアレンジを楽しむこともできます。アレンジも手の込んだものは少ないので、毎日のスタイリングに取り入れやすくおすすめです。
・ヘアピンづかい

出典:https://latte.la/hair/
ヘアピンの複数使いは簡単かつおしゃれにアレンジができるので、アレンジが苦手な不器用さんにもおすすめです。特にゴールドピンは持っていて損はないと断言できるほどいろいろなヘアアレンジで重宝する万能アイテムです。
・ヘアバンド

出典:https://kinarino.jp/
ヘアバンドは付けるだけで一気におしゃれ度がアップするおしゃれ女子必須のアイテムです。柄や素材も豊富ですし、最近ではハンドメイドする人も多いようで、自分の好みを出しやすいアイテムと言えます。
・ねじり×バレッタ

出典:https://hair.cm/stylist-shibatta76/
画像のように前髪をねじってバレッタをつけるヘアアレンジもありますが、サイドの髪をねじって耳の後ろでピンで留めるという方法もおすすめです。結ぶことはできない短い髪でも、ねじって留めることはできることが多いので良かったらお試しください。
4. まとめ
今回はショートのヘアスタイルについて、顔型別に紹介しましたが、なりたいヘアスタイルは見つかりましたか?
ヘアスタイルは、カラーリングやパーマ、スタイリングによっても全く異なる仕上がりになりますし、イメージに近いスタイルへと似合わせてくれる美容院もたくさんあります。
自分の肌の色と相性の良いカラーや、顔立ちに合わせた雰囲気というのもあるので、もしショートにしようか悩んでいるとしたら、自分の肌の色や顔立ちを知るところから調べてみると、失敗無しのショートヘアになれることでしょう。
ただ、一番大切なことは“自分がどうなりたいか”ということです。似合わせることだけにとらわれずに、なりたいヘアスタイルを叶えていきましょうね。