【花粉で肌荒れ?!】花粉症からくる肌トラブルはどうすればいいの?にお答えします!

春は出会いと別れの季節であり、新しいことにチャレンジする人も多いのではないでしょうか。気候も温かいし過ごしやすいので外出したくなりますよね。

しかし、暖かくなるにつれて、悩みの種なのが「花粉症」です。天気予報で今日は花粉が多いと聞くと外出するのも億劫になりますよね。

花粉症の主な症状はくしゃみや鼻水、目のかゆみですが、女性に多く見られるのが実は花粉症からくる肌の赤みやかゆみも出てくる場合もあるのを知っていますか?

花粉症でなくても、春に肌の調子が悪かったり、化粧のノリが悪くなったり、肌トラブルが生じたら、花粉が原因かもしれません。そこで、花粉症からくる肌荒れの原因、その対策やケア方法についてご紹介します。

この記事を読んでわかる事
1.花粉症からくる肌荒れの原因
2.花粉による肌荒れを防ぐ方法3選
3.万が一肌荒れをした場合のケア方法5選

読むのに必要な時間は約 9 分です。

1.  肌荒れは花粉症の症状の一つだった?!

花粉症が肌荒れの原因になるって信じられないと思う人も当然だと思います。花粉症の症状といえば、くしゃみや止まらない鼻水、目のかゆみ、口の中のかゆみなどが知られていますがそれだけじゃないのです。

無意識に花粉症がお肌にも悪影響を与えていますので、しっかり肌荒れの原因と解決策を学び、今年の春から対策しましょう。

■花粉症からくる肌荒れとは?

では花粉症を起因する肌荒れの主な症状はなんでしょうか?
お肌の乾燥や赤み、かゆみが主なトラブルです。かゆみの起こるパーツは人それぞれですが、まぶた、頬、あご、首など、外気に触れる箇所が発症しやすいといわれています。

花粉症の人にとって、花粉はアレルギー物質で、お肌に接触すると、カラダはそれを異物と勘違いし、体を守ろうと炎症反応が起きます。
花粉が肌に入り込み、毛穴を防ぎニキビや肌荒れの原因になります。

そして肌が不健康状態になり、肌のバリア機能も低下します。
バリア機能が低下すると、肌の新陳代謝活動である肌のターンオーバーも乱れ、正常な28日周期から周期がどんどん遅くなり、肌トラブル(肌の乾燥、シミやしわの原因)になりかねないので放っておけません。

そして、本来の症状である鼻水を止めようと、鼻をかんだり、目がかゆくなり、こすることで角質が剥がれ、どんどん肌の状態が悪くなります。すると、よりアレルギー物質の影響を受けやすい状態になってしまうという悪循環に陥ります。

元から敏感肌の人が花粉の時期に花粉を刺激物ととらえ反応してしまって悪化するというケースも多々あります。

元から敏感肌の人が、花粉の時期に花粉を刺激物ととらえ反応してしまって、悪化するというケースも多々あります。

 

■資生堂の敏感肌と花粉に関する意識調査

大手化粧メーカーの資生堂が20代から50代までの女性に肌と花粉の関係性のアンケートを実施しました。その結果、自分の肌について敏感だと感じるか質問したら、「敏感ではない」と回答した人は17.3%で、「いつも敏感に感じる」約20%、「たまに敏感に感じる」約60%と、全体の8割強の女性が自分の肌が敏感肌であると思っていることが判明しました。

世代別で見ると20代~30代は八割超えで、40代~50代八割未満と若い人ほど「自分の肌が敏感だと感じている結果が分かりました。

冬の乾燥を乗り越えて弱っている肌が、 花粉の飛散する春に特にかゆみが生じるという状態に陥ることが予想されました。

春に「かゆみ」を感じる人の4割が、「花粉症である」と回答して、そのほかの多くの人は花粉症でないのに、春先に肌あれ症状を実感している事実が明らかになりました。

2.  どんな人がなりやすいの?

それでは花粉が原因の肌荒れになりやすい人の特徴は何でしょうか。肌荒れの原因となるのが、お肌の「バリア機能の低下」です。

外からの刺激に対して肌が敏感になるため、肌表面の水分を保つことができず乾燥し、肌荒れを起こすことがあります。 このようなトラブルが生じやすい肌を「敏感肌」と一般的に呼んでいます。

■花粉症による肌荒れは敏感肌の方が特に注意!

乾燥している状態の肌は、肌表面の肌理が乱れ、外からの刺激を受けやすく、花粉皮膚炎になりやすい弱い状態です。

寒く乾燥しやすい冬を乗り越えた、弱まっている春先の肌はデリケートなので、ケアに注意が必要です。
乾燥した肌は、水分キープする力が弱まり、肌の水分が蒸発してしまいます。

きちんと保湿をしないと、さらに乾燥して、お肌に潤いを与えるコラーゲンなどが激減してしまい、最終的にお肌のたるみやシワ、しみの原因となります。

見た目年齢が実年齢よりも老けて見えてしまうかもしれないので、花粉を侮るなかれ。きちんと対策しましょう。

■もしかしたら花粉皮膚炎という症状かも?

最近増えている、花粉の影響で起きる肌荒れの症状の事を「花粉皮膚炎」と呼びます。時期はスギ花粉の飛散量が多い期間である2月〜4月に症状が出る人が大多数を占めます。春の時期に顔にかゆみを感じる人も多く、乾燥など、少なからず花粉が原因で肌荒れが起きているという人は7割近くいて、関係性も否定できません。

3.花粉による肌荒れを防ぐためには?予防法を紹介!

花粉から肌を守るためにも、肌に直接触れさせない努力をすることです。

① 花粉の付きにくい服を着る
② 外から帰宅したら肌に付いた花粉をすぐにメイクで落とす
③ お風呂に入り全身についた花粉を洗い流す
④ 空気清浄機をつけて部屋の中を綺麗に保つ

外出中も極力、花粉が肌に付着しないようにすることを心がけましょう。

目のかゆみを防ぐメガネ、花粉の侵入を防ぐマスクで肌を守りましょう。盲点なのが髪の毛です。花粉が付いた髪の毛が顔についてそこから肌荒れが生じる場合もあるので、髪をまとめたり、帽子を被ったりして極力花粉を遮断しましょう。

■予防法①とにかく保湿をする

肌を保湿することは美肌の第一歩だと漠然と知っていても何がよいのかわからないあなた。

簡潔に説明すると、最大のメリットはお肌を潤わせみずみずしく保つことで、トラブルに強い肌を作り、若々しい理想の肌に近づきます。

春先は気温が上がり、水分が蒸発して、日中の湿度は冬場よりも低くなる傾向なので乾燥肌になりがちです。
クリームや乳液をたっぷり使うのは、花粉をしっかり落とし、寝る前に塗るのがおすすめです。

保湿の高いクリームでお肌の水分の蒸発を防ぎ、保湿をしっかりすることで肌のバリア機能を高め、お肌を労り休ませましょう。

■予防法②花粉を肌に付着させないアイテムを使う

マスク

一番身近な予防法は、花粉そのものをブロックできるマスクの着用です。
マスクで花粉をブロックすることで、肌に付着するのを防ぐことができます。しかし、お肌とマスクが擦れてしまい、肌荒れの原因になるリスクもあるので念頭においてください。

できるだけ自分に合ったジャストサイズのマスクを選ぶようにしましょう。耳が痛くならないように首でひもを止める便利グッズもあるのでおすすめです。一日中マスクを着用している歯科医師なども愛用しているみたいですよ。

モリト イヤー・フリー(マスク用ゴム紐)白色 2個入
540円(税込み)

出典:https://www.amazon.co.jp

長時間マスクをしていると耳が痛くなりますよね。
そんな問題を解決してくれるアイテムです。
女性の場合、小さめのマスクを使うと使用中にずれたりせずにずに1日使用可能です。

お肌に優しいティッシュ

こちらも定番の対策ですが、花粉の時期は蛇口から水がでるように鼻水が流れてきて、一日に何度も鼻をかみますよね。鼻のかみすぎが原因で、トナカイのように真っ赤なお鼻になってしまう前に、少し高級ではありますが、保湿タイプのティッシュを使いましょう。

肌荒れがして皮膚科に行ったり、高級な化粧品を購入するよりか安上がりなので先行投資として奮発してティッシュは保湿タイプをおすすめします。

お出かけ前にシュッと顔に吹きかけられる商品 アレルシャット 花粉イオンでブロック 1080円(税込み)

出典:https://www.amazon.co.jp

花粉に効くおすすめスプレーです。効果が高く、朝に1回シュッとかけるだけで、症状を抑えられます。

今まで、マスクと目薬、ティッシュの手放せない人も少し緩和されたと喜びの声が上がっている人気商品です。

花粉症に悩んでいる方は是非手に取ってみてください。肌に良いとされるヒアルロン酸Naが配合されているので美肌を保ちつつ花粉対策のできる優れものです。

肌荒れの心配もありませんので、4時間おきに一吹きするのが効果的な使用方法です。

4.肌荒れを起こしてしまったら?普段から気を付けられることは?

それでは、肌荒れを起こしてしまった場合どのように対処すればよいのでしょうか。また日々の小さな努力の積み重ねで回避できることもありますのでご紹介します。

■対策1いつもより肌に優しいスキンケアを行う

いつも以上に敏感な肌をいたわりながら優しく洗顔&保湿を心がけて
一日中外で付着した花粉を必死に落とそうと思って、肌をゴシゴシ洗ったりするのはご法度で最もタブーなやり方です。

春先の肌がデリケートになっている時期は、肌に刺激が少ないオーガニックの洗顔料・クレンジングなどを使用して、やさしく洗い流しましょう。

先ほどもご説明したように保湿は大切です。強く洗って、必要な美容成分、保湿成分まで失われないように気を付けましょう。ぬるめのお湯で、十分泡立てて泡のみで洗顔するだけで十分に汚れは落ちます。

洗顔後は乾燥を防ぐため、しっかりと念入りに保湿をしましょう。花粉による肌荒れトラブルは、肌のバリア機能が弱まっているので、洗顔後何もぬらないと、乾燥がひどくなります。

しっかり保湿をしないと、肌の表面から水分が蒸発し、益々トラブルを抱える肌になってしまいます。

肌荒れ対策に効果的なバリア機能を高める、高保湿成分のセラミドが配合された化粧品がおすすめです。

この時期は、保湿力が高い高級な化粧品よりも、敏感肌に特化した化粧品に変えてみるのも一つの手です。
ベビー用の肌にも使用できるくらい刺激のない石鹸やクリームを購入し、試供品で肌トラブルのないものを使用しましょう。今の肌の乾燥状態に合わせて保湿をして、モチモチ肌を目指し頑張りましょう。

敏感肌用の化粧水

アルージェ モイスチャー ミストローション(Iさっぱり、IIしっとり)
150ml ¥2,300

出典:https://www.amazon.co.jp

医薬品メーカー発のブランドなので安心して使用できます。うるおい成分の天然セラミドを使用し、角質層まで深く浸透し、肌を潤いで満たし保湿して、乾燥や刺激から肌を守ります。べたつくことなくさらりと肌になじみ、肌荒れしにくい健やかな肌へと導きます。
薬用ミスト保湿ローションで、敏感な肌に負担をかけず、長時間うるおいをキープします。”

天使の美肌水 (レギュラーサイズ) しっとりタイプ
310ml ¥680

出典:https://www.amazon.co.jp

大容量のため、たっぷり塗っても大珠オブナ商品です子供から大人まで顔や全身に使える化粧水です。
尿素やグリセリンが水分の保湿をキープします。

無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ
57ml ¥1,500

出典:https://www.amazon.co.jp

コスパ最強のアイテムです。使用した後肌がもちもちして、肌を守るオイル層とうるおい成分配合の水分層の2層構造の敏感肌用化粧水です。また、肌に悪影響を与える空気中の汚れからデリケートな肌を守ってくれます。

■対策2良質な睡眠をとる

良質な睡眠をとることは美肌への近道です。

睡眠中はターンオーバーと言われる回復運動を行っているので、疲労回復を促し、成長ホルモンが分泌され美肌効果のある絵エストロゲンというホルモンも睡眠中に分泌されるといわれています。

良質な眠りをすれば翌日の肌の調子が整うという事ですね。

ホルモンが多く分泌されるには深く良質な睡眠が不可欠で、ノンレム睡眠という深い眠りの時間のみ分泌されます。

ですから、深い眠りの時間を長くすればするほどお肌の回復時間が長いという事です。
ではどうすれば良質な睡眠がとれるのか?眠ってから3時間後に成長ホルモンは多く分泌され、なおかつ夜10時から2時の間はゴールデンタイムに肌によいホルモンが活発に分泌されます。

つまり毎日22時の3時間前の19時に寝ればいいのです。と言っても、仕事や育児で忙しい現在人に19時に寝なさいというのは無理があります。

ならば量より質を上げるという事でポイントは体を温かくする、部屋を暗くする、リラックスをして寝るの三転です。このようにポイントを抑えることが良質な睡眠に大切です。

アロマ

アロマディフューザー 超音波 加湿器 HIMETSUYA 12,590円(税込み)

出典:https://www.amazon.co.jp

おしゃれな高機能加湿器のご紹介をします。ミスト状の加湿方式で、ウッディ調のラグジュアリーなデザインでインテリアにも最適です。
ライトも7色のグラデーション点灯を繰り返し、癒されます。

500mlの大容量で最大6時間稼働可能で水タンクにリラックスできるお気に入りのアロマオイルを垂らすと、癒されながら眠りにつくことができます。

乾燥や肌荒れを防ぐことができ、加湿もしてくれて癒し効果も抜群で、ストレス解消グッズとしておすすめです。

 

ノンカフェインのハーブティー

リプトン カモミールハーブ アルミ 50袋 1,129円(税込み)

出典:https://www.amazon.co.jp

眠る前にほっと一息出来るのがハーブティーです。オレンジの香りが爽やかで、味はローズヒップの甘酸っぱく飲みやすい味です。砂糖や蜂蜜を入れると酸味がやわらぎ、おすすめの飲み方ですので試してみてください。

手軽にできるのは牛乳をレンジで温めて飲むホットミルクはほっと一息でき、体も温まるのでおすすめです。

■対策3肌をサポートする栄養を摂取する

良質な睡眠方法を紹介しましたが、肌荒れをしないために肌に栄養を与えるサプリメントや食事についてご紹介します。

オルビス ディフェンセラ

出典:http://pr.orbis.co.jp

体の中から綺麗になるスキンケア食品です。肌の乾燥が気になる人向けのサプリメント。米胚芽由来の「高純度セラミド(DF-セラミド)」を配合し、「肌の水分の蒸発をしにくくして、肌の乾燥を防ぎます。特定保健用食品(トクホ)にも認定された安心して続けられそうです。

 

■対策4腸内環境を整える

腸内環境を整えることも肌荒れ予防につながると知っている人は多いですが実際何をとればいいのかわからないですよね。花粉症の時期アレルゲンをブロックするおすすめのサプリメント、ヨーグルト、乳酸菌飲料の商品を特徴とともにご案内します。

①バランスの良い食事
花粉症の時期に体の免疫力が落ちると、普段なら影響されないのに、この時期は外部刺激からの影響を大いに受けて、炎症を起こしやすくなります。

免疫力を高めるために、野菜を中心にバランスの良い食事を心がけましょう。そこで花粉症に効くといわれているのがヨーグルトです。

②ヨーグルト

また、花粉などのアレルゲンは口から胃や腸を経由して体内に取り込まれるのですが、腸内の悪玉菌を減少させ、乳酸菌などの善玉菌が多く存在すると、アレルゲンをブロックするといわれています。そのため、乳酸菌を多く含むヨーグルトなどを食べて腸内環境を整えることも大切です。アレルギー症状緩和作用があるので積極的に苦にならない程度に取り入れましょう。

③サプリメント
毎日ヨーグルトを食べるのはしんどい。という貴方にはサプリメントがおすすめです。効率よくいつでも好きな時に飲むことが出来、アレルギー症状緩和作用があり、不調の原因となるバランスの乱れを整える力があります。

④乳酸菌飲料
最近よくCMで目にすることが多くなった飲む乳酸菌。人によっては肌荒れ、アレルギー、アトピーが改善した問人もいるほど健康に良い飲み物です。
どれか自分が続けられそうなものを選んで続けてみましょう。

■対策5肌荒れがひどい場合は病院へ

春先の乾燥や、花粉により敏感になった肌の赤みがひどくなり症状が悪化した場合は、すぐに皮膚科で診察してもらいましょう。

皮膚科では、個人の肌の状態に合わせ、薬を処方してくれて、正しい対処方法を対応してくれます。自分では原因不明だった肌荒れの原因を
生活習慣、食事のメニュー、スキンケア方法、ストレス、その他肌の悩み全体を勘案して治療方法を相談できるので安心ですね。

■対策6メイクは最小限に

メイクをすると、花粉やホコリチリが肌に触れる面が少なくなります。花粉が肌に触れる回数が増えると刺激になるのでメイクをすることは、花粉対策としては有効です。でも、気をつけたいことは、肌が敏感になっていると感じた場合は、メイクは最低限にし、肌に負担のかからないメイクがおすすめです。

5.まとめ

春先には花粉症でくしゃみや鼻がむずむずして悩まされる人もいますが、花粉症でない人でも敏感肌になり、花粉皮膚炎という症状が出て顔のかゆみを感じる人が多くいます。花粉によるお肌のトラブルを防ぐためには、花粉に肌が触れさせないことが大切です。

有効な対策として、マスクやめがねで顔を覆い、ミスト状の吹きかけタイプはお手軽で効果もあるのでおすすめです。帰宅後はすぐにメイクを優しく落とし、部屋に花粉を持ち込まないように心掛けます。

スキンケアは保湿を中心にし、良質な睡眠を心掛け夜のうちに肌の回復をさせます。翌日はバランスの良い食事、腸内環境を整える、ヨーグルトやサプリメントを摂取しアレルゲンをブロックしましょう。