さらば、かかとのガザガザ!!ケアして今日から私のかかとはツルッツル♡

この記事でわかること
・かかとのガザガザ原因
・かかとケア方法
・かかとケアアイテム

みなさんはかかとのケアを意識してやっていますか?夏はあまり気にならないかかとのガザガザ。冬になるとストッキングやタイツなどがかかとの角質に引っ掛かり履きにくい、伝線してしまったということなどの経験があると思います。ボディクリームを身体に塗っていても、つい塗り忘れてしまったり塗っても効果がわからないということありませんか。今回はなぜ乾燥してしまうのか、ガザガザ予防やケアする方法をご紹介します。

1. かかとの役割

かかとの役割って知っていますか?あまり考える事はないですよね。この機会に役割も一緒に覚えておきましょう。

かかとは人体の中でも硬い部位にあたり、飛んだり跳ねたり重い荷物を持った時の負荷を和らげ、体重を支えるクッションの役目をしています。そして、人体の皮膚の中で最も分厚い皮膚がかかとの皮膚なのです。

2. “ガザガザ”かかとの原因

かかとが“ガザガザ”になったり、ひび割れてしまうのには2つの原因があります。それは「乾燥」と「水虫」です。乾燥なら理解できますが、かかとにも水虫が発生するのは驚きですよね。なぜ起こってしまうのかご説明します。

■乾燥

冬場などは特に湿度や気温が低い冬などは基礎代謝が下がると肌のターンアーバーが遅れ、それが続くと古い角質が剥がれず「角質肥厚」という、角層が厚く硬くなる現象が起きます。角質肥厚のかかとは保湿因子をキープすることが出来ず、うるおいが失われるので触ると乾燥して白っぽくガザガザになってしまいます。このターンオーバーの遅れですが、乾燥だけではなく、疲れやストレスによって体内ホルモンのバランスが乱れたり、加齢によるターンオーバーの遅れが原因になることもあります。

■水虫

かかとだけで発生する水虫はありませんが、足指に水虫がある場合や繰り返し水虫になる、家族に水虫の人がいる場合に起こりやすいです。指の間から水虫の菌が角質の奥深くまで進行し、足の裏全体、かかとへと進行することが原因です。かかとの水虫はあかぎれやヒビと見た目が変わらないので判断が難しく、放置すると爪水虫になる可能性があるので注意しましょう。

【ケア方法】
水虫の治療は自分自身での改善が難しいため皮膚科などで見てもらうのをおすすめします。また日ごろから患部を良く洗い清潔に保ち、汗をかいた後はしっかり乾燥させます。お風呂上りは角質や皮膚が柔らかくなっているので、このタイミングで薬を散布しましょう。

3.乾燥したかかとケア方法

日ごろからできるかかとのケア方法をご紹介します。かかとの分厚い角質がとれるとその後の保湿で成分の浸透率も上がります。

■クリーム

色が白っぽくなっているだけなど軽めの乾燥なら、保湿効果が高く角質溶解作用のある尿素入りクリームをこまめに塗りましょう。尿素入りがない場合は、お手持ちのボディクリームやハンドクリームを塗ってもOK!

■入浴中

【軽石使用】
軽石はできるだけ当たりがソフトなものを選びましょう。また、湯船に浸かる前に軽石で優しくこすります。湯船に浸かった後は角質が柔らかくなっているため、削りすぎてしまう場合があります。目安は週1回程度です。

【やすり使用】

入浴中はお風呂の水分でかかとの皮膚がふやけて柔らかくなっています。そのタイミングでいらない角質を取り除きます。
1.足用やすり(フットファイル)の粗い面でかかとの硬くなった角質を削ります。
2.やすりの細かい面でなめらかに整えます。
⇒一気に取ろうとすると皮膚が硬くなるので日数を分けて少しずつとる。

■お風呂上り

お風呂からあがった時は水分でかかとの角質が柔らかくなっているので、ボディオイルなどでケアしましょう。体温が高いうちに塗ると体内から蒸発した水分もしっかり皮膚に閉じ込めてくれます。タオルドライする前に塗るとより効果的です。

■寝る前に

寝る前に足首を大きく右に5回、左に5回まわして寝るだけでも足の血流やリンパの流れを良くするので冷えの原因にもなるのでおすすめです。

■寝てるとき

寝るときにつま先があいている靴下を履くとかかとの体温と水分、保湿成分を逃がしにくくなります。普通の靴下は体温の熱の逃げ場がなくなり、水虫の原因になりやすいのでやめましょう。また圧が強い靴下は血行の妨げになるのでこちらもNGです。

4.緊急・スペシャルケア

どうしても明日までにケアしたい!とにかく早くつるつるにしたい方は、ネイルケアに使用する“キューティクルリムーバー”を使ってみてください。キューティクルリムーバーはネイルケアをする時の角質軟化剤なので甘皮を柔らかくして、いらない角質を取れやすくします。

1. キューティクルリムーバーを塗って角質を軟らかくします。
2. 足用やすりでこすります。角質が柔らかいので負担をかけずにすぐつるつるの状態になります。
3. キレイに洗い流したらクリームをたっぷり塗ります。
4. 足用マスクやビニール袋を履いてホットタオルを巻きます
5.ホットタオルが冷めてきたらマスクやビニールを脱ぐだけです。

5. 夏も注意が必要

乾燥は冬だけではありません。夏は冷房の影響で体が冷えやすくなっています。それに加えてサンダルなどで直接外気に触れたり、冷たい床をはだしで歩く機会が多いので、血流が悪くなり身体が冷えから守ろうとかかとの角質が分厚くなると言われています。夏も冷えや乾燥を気にしながら毎日サンダルではなく靴下を履く日の作りましょう。

6.かかとケアアイテム

■電動角質取り

ドクターショールーム『ベルベットスムーズ電動角質リムーバー』 ¥2,380

全世界で人気の電動角質取りです。かかとが乾いていても使用できるので、手軽に出来て角質の削りすぎを防いでくれる。


■角質ファイル

ファインアウト『角質ケア除去 角質ファイル(L)』 ¥4,860

国際特許を取得している一方向だけに動かすだけで角質を取り除くこのとできる特殊なやすり。1つ1つ職人による手作りの高品質ステンレス製なので、長く使い続けられる

アズマ商事『かかとキレイ』     ¥1,166

粗い面と細かい面の2つの面を持つ実力派のかかと用角質取りは銭湯でもよく見かける方が多いよう。1回の使用でもつるつるになるという話題の商品

7.まとめ

これからの時期にぴったりのケア方法をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。ヒビ割れてしまうとすごく痛いですよね。もう痛い思いをしないように忘れがちでなかなかケアしにくい場所ですが、ガザガザにならないように日々週1回ずつケア習慣をつけていきましょう。ケアをすれば赤ちゃんの時のような柔らかいかかとが手に入ります。是非ケアする時の参考にしてみてくださいね♪