【皮膚常在菌ビューティ!】著者・川上愛子さんにインタビュー!!

アイキャッチ画像

肌に合わないスキンケアでボロボロ肌になっていませんか?無理な負担をかけた結果、疲れ果てた肌をさらに洗いすぎたり過剰なケアをしたり…

そこで今回は、肌育成スペシャリスト・ 川上愛子さんをご紹介させていただきます。川上さんは、自分の生み出す分泌物で輝く肌を作り出す第一人者です。

「皮膚科学+化粧品成分学」という科学的根拠と経験則を合わせたメソッドで、これまでにスキンケア・カウンセリングを行ったのはなんと2万人以上。

そして先日『 皮膚常在菌ビューティ! 』という本を執筆された、今話題の美容家さんでもあります。

そんな川上さんに『皮膚常在菌ビューティ!』に込めたメッセージや日常生活に取り入れている肌ケアなど、読者の女性の皆さまにも参考にしてもらえるようなことを教えてもらったので、記事をご覧の皆さまとシェアしたいと思います!

この記事でわかること
1 川上愛子さんとは
2 川上さんの著者について
3 川上さんからのアドバイス

読むのに必要な時間は約 5 分です。


1. 川上愛子さんについて

川上愛子
川上 愛子 / カワカミ アイコ
肌育成スペシャリスト
コスメ薬事法管理者
日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュインストラクター
日本スキンケア協会認定講師/スキンケアカウンセラー
温泉ソムリエ

川上さんのメソッドは、自分の生み出す分泌物で光る(輝く)肌を作り出すことが最重要。

美容関連の仕事につくプロが、爪や肌、化粧品&化学成分、医薬品医療機器等法など科学的根拠に基づいたカリキュラムを学ぶ日本爪肌美容検定協会の代表理事。

これまで2万人以上をスキンケア・カウンセリング。「皮膚科学+化粧品成分学」という科学的根拠と経験則を合わせて爪の先まで美しさをつくる。

日本中の女性の肌をワンランクUPさせる肌育成のスペシャリスト。

【肌育成カレッジ】

川上さんは「肌育成カレッジ」というスキンケアに関わる活動もされています。個人に合わせた最良のスキンケアを身につけるプログラムで、肌育成アドバイザーの資格も取得可能です。

川上さん
普段は専門技術者向けの講座を担当することが多いのですが、月に1~2度東京・大阪クラスで肌育成を学ぶためのクラスも担当しています。皮膚常在菌のことはもちろん、肌育成に関することを学びたい方はぜひお越しください。

↓肌育成カレッジの詳細はコチラ↓

2.著書『皮膚常在菌ビューティ!』について

常在菌

『皮膚常在菌ビューティ!』は、マンガのストーリーと解説で構成されていて、飽きることなく最後まで読み進められるほど面白いという口コミが多数。

菌が擬人化されていたり肌のチェックリストがあるので、自身の肌を把握しやすく、過剰な洗顔やスキンケアなどを防ぐことが出来るのでとてもオススメの一冊です。

【内容紹介】
あなたも「菌」を飼っている!?
擬人化マンガでわかる!皮膚常在菌のセカイ

皮膚⇒男子寮、菌⇒擬人化の設定で、ミクロのセカイで巻き起こる「皮膚常在菌」の攻防戦をマンガ化。菌たちが、気まぐれな「宿主(人)」に振り回されながらも美肌を育みます。

【登場人物】
善玉菌(表皮ブドウ球菌) ヒョウくん
⇒勤勉な優等生。うるおい成分を作って、宿主の肌を潤わせてくれる。

日和見菌(アクネ菌) あっくん
⇒普段は善玉菌を手伝う可愛いやつ。気まぐれすぎるのが玉にキズ。

悪玉菌(黄色ブドウ球菌) おうちゃん
⇒肌の炎症を起こす不良。ただし、善玉菌の支配下で悪さはできない。

【川上さんからのメッセージ】
――著書『皮膚常在菌ビューティ!』について、著書に込めた川上さんのメッセージを教えてください!

川上さん

肌にいる常在菌の役割を知らないまま「菌は全て不潔なもの」という理解で、洗いすぎや消毒のし過ぎを繰り返してしまい、肌のトラブルや荒れに悩む方が多く感じたので、少しでも皮膚常在菌への誤解が減るといいなと思いながら、なるべく簡潔に読んでいただけることを意識してまとめました。

皮膚常在菌は目には見えない世界にいますが、肌の自然な艶や弱酸性のベールを作って宿主をサポートしてくれる大切な存在です。「どんな美容をためしても肌が良くならない」という方こそ、肌の上の皮膚常在菌たちの生活をイメージしながら読んでもらえるとうれしいです。

3. 川上さんに聞いてみた!

■日常生活のルーティーン

―― 日常生活での美容に関わるルーティーンを教えてください!

川上さん

本書内にもありますが、朝のホットタオルと軽い運動は欠かしません。子どもも大きくなってきたので、最近は寝静まってからのヨガやダンス、ストレッチもできるだけ行っています。

汗や皮脂は皮膚常在菌の活動をサポートしますし、食事から摂った栄養を全身に運ぶのは血流です。汗も皮脂も分泌できて、血流UPも促すための運動はこれからもなるべくこまめに行いたいと思っています。

■ボディメイクの実体験

――川上さん実践されているダイエットやボディメイクが知りたいです!

川上さん

若いころは、置き換えダイエットや「食べない」ということも繰り返しました。今ならリバウンドする原理もわかるのですが、その当時はリバウンドの度に食事を減らすことを繰り返してしまい、その度に体調を崩していました。

ダイエットにしてもボディメイクにしても、脂肪細胞のことや食欲抑制ホルモンのことを理解しながら、バランスの良い栄養を考えながら行うことがなによりも大切です。おすすめはいろいろありますが、何より大切なのが20分以上かけて食事をすること。

「もうエネルギーはいらないよ」と指令を出す「レプチン」というホルモンは、食後約20分程度で分泌されます。おやつでも、食事でも「食べ過ぎない」ためには20分程度楽しむことがポイントです。

あとはとにかく、筋肉を失わないこと。スクワットやつま先立ちなどこまめな運動でもいいので、毎日少しずつの運動をおすすめします。また、栄養不足は浮腫みの原因になり「太って見える」ことに繋がります。たんぱく質を意識した食事を摂ることが大切です。

■川上さんからのアドバイス

―― 「もっとキレイになりたい」と悩み・願っている女性に向けて、川上さんから他にもお伝えしていただけることがありましたら是非お願いします!

川上さん

「キレイ」という価値観は人それぞれなので、やみくもにキレイを目指すのではなく、自分が目指すキレイを明確にすることが何よりも大切だと思います。シミの全くない肌は人工的ですし、笑顔が多ければ小じわも出ます。自然な肌年齢のある中で透明感や美白感を目指すなら、できることはたくさんあります。

シミや深いシワは医師にお願いしないとキレイにならない肌トラブルです。やみくもに化粧品を使ってもお金だけかかってしまって結果が出ないことにつながり、それがストレスとなって肌荒れを起こすこともあります。まずは、明確な「キレイ」をイメージして、どうしたらそうなれるのか?という科学的根拠のあるメカニズムを学ぶことが大切です。

4.まとめ

悪循環で疲れ果てた肌をリセットするためにも、自身の肌と向き合い分泌物を育むことはとても大切です。

ライターのわたしも、強すぎる洗顔料を使用して肌質がガラッと変わり、ニキビや乾燥で肌がボロボロになったことがあります。その時は10代という若さもあったので手汗で治した記憶があります(笑)

年齢を重ねるとメイクもしなければいけないので、自身に合った洗顔やスキンケアをするためにも『皮膚常在菌ビューティ!』を参考にして、肌で「良い菌」を育てましょう。

川上さん、ご協力ありがとうございました!

ライター名
山石/Yamaishi