韓国発の新定番アイテム「リップティント」は唇の発色をキレイに長く保ってくれるコスメグッズ。唇の色を自然に見せてくれるうえ、唇に浸透させるという仕組みで落ちにくいのが特徴です。
日本でも10代~20代の若者の間で定番になりつつあり、今や大人の女性向けにディオールやイヴサンローランなども続々と新作リップティントを発売しているほどです。
様々なコスメブランドで発売されているため、数も多く「どれを買ったらいいの?」と迷っている人もいるかと思います。今回はリップティントの中でも人気のある商品をプチプラのモノから大人の女性が愛用しているブランドまで、幅広く紹介します。
1. リップティントとは?
■リップティントとは?
最近よく耳にする“リップティント”。ドラッグストアだけでなく、雑貨屋さんにも色々な種類が置いてあり、見た目も可愛いモノも多いため年齢問わずに女性から人気を集めています。その人気の理由の一つに、リップティントのもつ「発色の良さ」と「色落ちしにくい」という特徴があります。口紅やグロスのように何度も塗りなおす必要がないので、美しさも続くし手入れも楽ということで愛用している人も増えています。また、唇の上で色が変わるというのもリップティントの特徴です。従来の口紅のように塗るタイプやオイルタイプ、ジュレタイプなど、様々な種類があります。
■どうして良い発色で、色落ちしないの?
色が落ちにくいリップなどももちろんありますが、基本的には口紅やグロスは唇に色をのせるだけのアイテムです。そのため、のせたときの発色は徐々に落ちていきますし、カップやストローに色味がべったりついてしまいます。
リップティントは唇の角質に浸透して皮膚を直接染めるアイテムなので、数時間は鮮やかな発色が続きますし色落ち、色移りの心配はほとんどありません。重ねて塗ることで、色はどんどん浸透していくので、ビビットなカラーを出すこともできます。でも唇そのものを染めていると聞くとちょっと怖い気がしてきますね。
2. リップティントのメリットとデメリット
■リップティントのメリット
メリットは何といっても、色落ちしにくいということです。唇自体を染めているので、多少こすれても色落ちしませんし、服などにつく心配もありません。もちろん数時間後には次第に落ちてしまいますが、従来の口紅やグロスよりははるかに長持ちします。また、浸透させるという方法から、美容成分を配合させているリップティントもあります。もちろん、
■リップティントのデメリット
唇に色を浸透させるということは、体にとって決して良いことではありません。唇には自らオイルコントロールをするような機能はなく、放っておくと簡単に乾燥してしまう部分です。とても繊細な場所だからこそ、色を浸透させるという刺激の強いものを付け続けることは唇の荒れや乾燥につながります。
しかし、リップティント自体が危険なものというわけではありませんのでご安心を。日頃からメイク落としをきちんと行い、保湿用のリップクリームを塗るなどのケアを徹底していれば何の問題もないでしょう。
3. 人気のリップティント
リップティントについて正しく理解できたところで、早速人気のリップティントを見ていきましょう!種類が多すぎて「どれを買えばいいのか分からない」という人も多いと思いますので、ぜひ参考にしてみくださいね。
■プチプラ編
【オペラ/ティントオイルルージュ リップティント】

出典:http://www.imju.jp
今一番売れているリップティントと言っても過言ではないのがオペラのティントオイルルージュです。全6色でどんな肌色の人にもマッチするラインナップ。ビビットなカラーというよりは普段使いの色味が多いです。オイルインなので乾燥も防いでくれますよ。
公式サイト:https://www.opera-net.jp
【リップティントジャム
】


出典:https://www.cosme.com/products/detail.php?product_id=89891
まるでジャムのようなプルプルのテクスチャで、発色もしっかりめです。ウォータータイプなのでべたつきはほとんどありません。その見た目からは想像できないくらいのサラサラでマットな仕上がりです。
公式サイト:http://www.canmake.com
【SUGAOジュレ感リップティント】

出典:https://jp.rohto.com
ジュレのようなみずみずしい塗り心地で、内側からじんわり発色したような透明感のある唇に仕上げてくれます。べたつきもなく、軽いつけ心地。ナチュラルメイクが好きな人にも使っていただけるような自然な仕上がりになります。
公式サイト:https://jp.rohto.com
【カイリジュメイ/マジックカラー】

出典:https://www.amazon.co.jp
SNS映えもするお花が可愛いリップティントといえばカイリジュメイ。唇の水分量や体温によって色合いが変わるので、毎日違った色の変化を楽しむことができます。4種類ありますが色はすべて同じです。甘い香りは好みが分かれるようです。
【ペリペラ/インク・ザ・エアリー・ベルベット】

出典:http://skingarden.jp
ベルベットという名の通り、マットの中にも光沢のある仕上がりになります。リップティント発祥の韓国の商品だけに、色持ちはプチプラの中でも高いです。色の展開がビビットものばかりなので、オフの日のお出かけなどに使いたいティントです。ペリペラでは他にもリップティントを出していますので、良かったらチェックしてみてください。
通販サイト:http://jp.stylekorean.com
■ブランド編
【ディオール/アディクトラッカー プランプ】

出典:https://www.dior.com
全16色展開。うるおいとツヤ、発色が長時間続くと話題のリップティントです。デザインもディオールらしさが出ていて素敵ですね。価格は4212円と少しお高めですが、特別な時に自分や友人にプレゼントするものおすすめです。
公式サイト:https://www.dior.com
【ディオール/アディクトリップ ティント】

出典:https://www.dior.com
またまたディオールのリップティントですが、こちらは普段使いに重宝するナチュラルな色味が特徴のシリーズです。全9色展開。ジューシーな感覚が長時間続き、塗った瞬間タトゥーを施したかのように唇と一体化します。
公式サイト:https://www.dior.com
【イヴサンローラン/ヴォリュプテ ティントインバーム】

出典:https://www.yslb.jp
イヴサンローランのティント入りのリップバームです。真ん中の唇の部分がティントと言われる落ちにくい部分で、周りが保湿成分を含んだカラーバームになっています。こちらは公式サイトで名入れができるので、自分の名前を入れたり、友人や大切な人へのプレゼントとしても人気の高い商品です。全14色展開です。
公式サイト:https://www.yslb.jp
【ジルスチュアート/フォーエヴァージューシーオイルルージュ ティント】

出典:http://www.eshop.jillstuart-beauty.com
もともとのオイルルージュシリーズから派生して生まれたリップティントです。色は全8色でナチュラルから青みのある現定色アップルトリックまで、女性の好みを幅広くカバーしています。なにより見た目が可愛いので、ポーチに入れているだけでテンションがあがります
公式サイト:http://www.eshop.jillstuart-beauty.com
【クラランス/ウォーターリップ ステイン】

出典:https://www.clarins.jp
人気がありすぎて公式ショップでは在庫がない状態が続いているリップティントです。見た目もクリアでトレンド感のあるデザインですね。唇にのせると発色し、すっとなじんで何もつけていないような軽い感覚になるようです。全3色展開です。
公式サイト:https://www.clarins.jp
【ユイル カレス
】


出典:https://www.cosme.com/products/detail.php?product_id=113529
公式サイトでは口紅とかいてありますが、染め上げる仕組みはリップティントです。オイルタイプなので保湿効果がありますが、軽やかでべたつきがなくサラッとした感覚。もちろん色落ちもしにくいです。全10色展開で、そのうち2色が2018年の新色です。ぜひ公式サイトでチェックしてみてください。
公式サイト:https://www.lorealparisjapan.jp
4.2018年人気の色は?
2018年夏で人気の高い色は“パープルピンク”と“シアーイエロー”。
全く異なる色味なので、肌の色やファッションと合わせて楽しむことができます。
◆パープルピンク

出典:https://www.biteki.com
こちらはトレンド意識の高い女性に人気のTHREEのリリカルリップブルーム03を使用しています。可愛らしいピンクという印象を残しつつも、パープルが入ることで大人の女性にもトライしやすい色味になっています。
◆シアーイエロー

出典:https://www.biteki.com
こちらはエチュードハウスのワンダーファンパーク ディアダーリンソーダティントを使用しています。透明感のあるイエローがトレンド感満点でおしゃれな印象です。一度塗ではあまり発色しないので、何度か重ねて付けて自分の好みのところでストップしましょう。オレンジリップが好きな人であれば抵抗なく使用できそうですね。
5.まとめ

リップティントは色落ちしにくくとっても便利ですが、デリケートな場所だからこそ日頃のケアは丁寧に行うようにしましょうね。
化粧水やファンデーションが肌に合わない時があるように、リップにも唇に合わないことがあります。リップティントをつかったら唇が荒れてしまったという人もいるようすし、リップティントを使用した後に「ちょっとカサつくかな?」と感じたら、しばらく使用を中止し、市販の唇パックを使用するなどの保湿ケアを徹底しましょう。