近頃、目の下のたるみが気になるといったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
目の下にたるみができると一気に「老け感」が生まれてしまったり、メイクをしてもなかなかごまかすことができないため、くすみや小じわ以上に気になる顔の悩みですよね。しかし目の下のたるみは原因を理解して効果的なケアをすることによって必ず予防することができるのです。
今回の記事では、目の下のたるみの原因や予防の3大ポイントの解説、他にも目の下のむくみのケアの仕方についてのご紹介をしていきます。最後には目の下のたるみ・むくみを緩和することをサポートする便利なアイテムについてもお伝えをしていきますよ。こちらの記事を読むことによって今、目の下のたるみにお悩みのあなたも、そのお悩みを解決することができるはずです。
1 目の下のたるみの原因
2 目の下のたるみを解予防する方法
3 目の下のたるみを効果的に予防できるおすすめアイテム
読むのに必要な時間は約 8 分です。
1. 【徹底解明】どうして…目下のたるみの原因とは?
顔のパーツの中でも「見た目年齢」を決めるのは目元だと言われています。特に目元のたるみが目立つ場合には「10~15歳」程度も年齢が上に見られてしまうほど、目元にはその人の「見た目年齢」に大きな影響を与えてしまうのです。しかも目元のたるみはスキンケアやマッサージだけではなかなか緩和ことがなく、ケアの途中で諦めてしまうという人も多数。
しかし目元のたるみの原因をしっかりと理解することができれば、目元のたるみをピンポイントでケアすることもできるはずなのです。こちらではまず最初に「なぜ目元のたるみが生まれるのか」ということについて詳しく解説をしていきましょう。
■加齢による皮膚の衰え
目元のたるみの原因としては「加齢によって目元の皮膚が衰えてしまい、皮膚のハリがなくなる」ということが挙げられます。
お顔などのスキンケアを行う際にはよく聞く「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」などは、当然のごとく目元のハリの有り無しにも大きく関わってくる成分です。
この「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」といった成分は肌の内側に含まれており、水風船のように皮膚を膨らませて、ハリがあって若々しい皮膚にしてくれているのです。しかし加齢により「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」は徐々に減少していってしまいます。そうなると水風船から水が漏れていくように、肌は徐々にハリを失っていってしまいます。
また加齢以外にも紫外線を受けることによって目元の「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」が破壊されてしまって弾力が低下したり、喫煙やストレス、乾燥などによっても目元の皮膚のハリを生む成分は無くなっていきます。
このように「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」などの真皮内の成分の減少が、目元のたるみを生んでいるのです。
■老廃物によるむくみ、脂肪
またもう1つの目元のたるみの原因としては「目元に老廃物が溜まったり、脂肪がついたりすることによって目元の脂肪層の重量が増えてたるんでしまう」ということが挙げられます。
加齢とともにむくみや余計な脂肪が生まれるのは目元も例外ではありません。年をとることによって目元のリンパや血液の流れが悪くなっていって老廃物が溜まったり、脂肪がつくことによって単純に目元の皮下組織が重くなっていってしまうのです。
目の下に重い皮下組織がつくとその皮下組織は垂れ下がるような形で目元にくっついているため、目の下のたるみが生じてしまう原因となります。
■筋力不足
また「表情筋や眼輪筋などの筋力が衰える」ということによって目の下のたるみが生まれる場合もあります。
若い頃に皮膚が垂れ下がらないのは、顔の筋肉が皮膚を自然にリフトアップしてくれているからです。しかし加齢などによって表情筋や眼輪筋が衰えてくると、皮膚を支えることができなくなります。特に眼輪筋は目の周囲の皮膚を支えている筋肉ですので、その筋肉が衰えてしまうことによって皮膚が下がり、目元の下のたるみに繋がります。
また筋力の衰えは加齢以外にも、普段から顔を動かしていなかったり、表情が乏しかったりすると若くしても起こり得る可能性があります。
2. 目下のたるみ予防の3大ポイント
さて第1章では目元のたるみの原因を解説していきましたが、こちらでは3つの原因に対する目の下のたるみの予防のポイントを解説していきましょう。
第1章で心当たりのある目の下のたるみの原因があった方は、その原因に応じた対策を行っていくことで効果的に目の下のたるみを予防していくことができるはずです。
■コラーゲン&水分補給でお肌をリフレッシュ♪
第1章でご紹介した「加齢による皮膚の衰え」に心当たりがある方は、コラーゲンや水分補給を積極的に行っていくことによってお肌のリフレッシュをしていきましょう。
先ほども述べた通り、目の下の皮下組織は「コラーゲン」などによってハリが生まれています。そのため「コラーゲン」を摂取することで効果的に目の下のたるみを予防していくことができるのです。
しかしパックや美容液などを使用して目の表皮に「コラーゲン」を与えても、なかなか効果的に目の下のたるみをケアすることはできません。なぜなら目の下のたるみには真皮内(表皮よりも深いところにある皮膚)の「コラーゲン」に水分を与えなければならないからです。そのためには毎日、積極的に水を飲むということを続ける必要があります。
また他にも目の下の真皮に水分を与える方法としては、
・コラーゲンが含有しているサプリメントを摂る
・保湿クリームを塗る
・ヒアルロン酸などをピンポイントで注入する
などの方法があります。
■脂肪やゴミをマッサージで徹底排除♡
第1章でご紹介した「老廃物によるむくみ、脂肪」に心当たりがある方は、目の下に溜まっている脂肪やゴミ(老廃物)を除去するマッサージをすることがおすすめです。
顔や手足のむくみを取る際にリンパマッサージなどを行うのと同様に、目の下のたるみにもマッサージがとても有効です。また眼輪筋を含めた目の周囲の筋肉をマッサージでほぐしてあげることによって血行を促進させ結果的に目の下のたるみを予防することに繋げていくことができます。
次の見出しで詳しく目下のたるみを緩和するマッサージの方法について見ていきましょう。
■眼輪筋エクササイズで筋力UP☆
先ほど目元の筋力が衰えることによって目の下のたるみが生まれるということを述べました。目の周りの皮膚を支えている筋肉が衰えることによって、これまでリフトアップされていた皮膚が下に垂れ下がってしまうということですね。
目元の皮膚を支えている筋肉を「眼輪筋(がんりんきん)」と呼びます。その眼輪筋を鍛えるエクササイズを行うことによって衰えた筋力を取り戻すことができるため、再び目元のたるみを引き上げることができるのです。
目元のたるみに効果的なエクササイズ方法についても次の見出しで詳しく見ていきましょう。
3. 目下のたるみ予防法~スキンケア編
こちらではまず目元のたるみを予防するためのスキンケアの方法について紹介をしていきます。
先にも述べた通り、目元のたるみが発生する理由の1つに目の真皮内にあるエラスチンやコラーゲンと呼ばれるうるおい成分の不足が挙げられます。そのためスキンケアという方法で目元のたるみを予防するためには、これらうるおい成分が配合されているメイクアイテムやスキンケアアイテムを使用することが大切です。
代表的なうるおい成分としては、
● コラーゲン
● ビタミンC
● レチノール
● セラミド
● ヒアルロン酸
などが挙げられます。これらの成分が含まれているメイクアイテムやスキンケアアイテムを意識的に選んで使うことによって目元のたるみが緩和されてハリのある目元になるでしょう。
4. 目下のたるみ予防法~マッサージ編
目元に老廃物が溜まったり、脂肪がついたりすることによって目元の脂肪層の重量が増えてたるんでしまうことによって目元の皮膚がたるんでしまうということも先に述べました。
この老廃物や脂肪をスッキリと流すために有効なマッサージの方法についてこちらで解説をしていきましょう。
■耳介リンパの老廃物を流す
目元の老廃物・脂肪を流すためには、まず耳の付け根にある「耳介(じかい)リンパ」に溜まっている老廃物を流しておく必要があります。「耳介リンパ」の老廃物を流す方法としては、まず両手を「ピース」の形にしましょう。
そして長指が頬側、人差し指が後頭部側になるように耳を指の間に挟み込みましょう。そして頬ぼねの少し上にあるこめかみのくぼみあたりに両指を当てて、ゴリゴリと20回くらい円を描くようにマッサージをしましょう。この耳介リンパマッサージをしておくことによって目の下の老廃物を流しやすくなります。
■耳の下から鎖骨までの縦のラインで老廃物を流す
次に耳の下から鎖骨までの縦のラインを手のひらで上から下に向けてググッと下げていきましょう。先ほど耳介リンパでほぐした老廃物を鎖骨の下にまで流していくマッサージです。このマッサージは首の左右どちら側も5回ずつ行なっていきましょう。
■目の下のツボを押す
次に目の下のツボを押していきます。このツボは目の下にできているクマの予防に効果的なツボです。クマは血行不順によって生まれるものなので、クマを予防しておくことによって目の下のたるみの予防にもつながります。
ツボの位置は、
● 目尻から1cmほど耳側にあるポイント
● 目尻から5mmほど目の下側にあるポイント
● 黒目の位置の真下の涙袋にあるポイント
● 黒目の位置の真下の涙袋から1cmほど下がったところにあるポイント
● 目頭
の5箇所です。
特に「目尻から5mmほど目の下側にあるポイント」を「四白(しはく)」と呼びます。このポイントは特に目の下のクマの予防に効くだけではなく、眼精疲労の予防にも効果的です。
■側頭筋のマッサージ
側頭筋といえば頭の鉢の部分から少し下にある部分ですが、この側頭筋は眼輪筋に繋がっています。眼輪筋の根元にも当たる側頭筋をしっかりとマッサージしてあげることによって、眼輪筋の働きも活発化します。側頭筋を人差し指・中指でグリグリと丸を描くようにマッサージすることによって筋肉がほぐれていきます。
5. 目下のたるみ予防法~エクササイズ編
次に目下のたるみを予防する眼輪筋を鍛えることができるエクササイズの方法をいくつか解説していきましょう。
■眼輪筋を鍛えるエクササイズ
まず最初に眼輪筋の全範囲を鍛えることができるエクササイズについて解説をしてきます。以下のステップでエクササイズを行ってください。
1. 力を入れずに目を閉じる。
2. 目を閉じる力を徐々に入れていき、最大まで目に力が入った状態で10秒間キープする。
3. 10秒経ったら少しずつ目に入れた力を抜いていく。
4. 目に入れた力が完全に抜けたら目をできるだけ開けて眉毛を最大限上に上げる。その状態で10秒間キープする。
5. 10秒経ったら力を抜く。
このステップを5〜10回、軽い疲労感を覚えるまで行いましょう。
■眼輪筋上部(上まぶた)を鍛えるエクササイズ
次に眼輪筋の上部分、つまり上まぶたの部分を鍛えることができるエクササイズについて解説をしてきます。以下のステップでエクササイズを行ってください。
1. 鼻と口の間の部分をできるだけ伸ばして、口の形を「ホ」にする。
2. 1の状態で、できるだけ上を向く。このとき、目の下の部分が張っているように感じれば正解の状態です。
3. 2の状態で、下まぶたをできるだけ上まぶたに近づけるようにする。この状態を10秒間キープしましょう。
4. 10秒経ったら力を抜いて元の状態に戻す。
このステップを5〜7回、軽い疲労感を覚えるまで行いましょう。
■眼輪筋下部(下まぶた)を鍛えるエクササイズ
最後に眼輪筋の下部分、つまり下まぶたの部分を鍛えることができるエクササイズについて解説をしてきます。以下のステップでエクササイズを行ってください。
1. 眉毛の上に人差し指の腹を乗せる。
2. 人差し指で眉の位置を固定しつつ、眉は上に上げるように力を入れる。
3. 眉の位置は変わらないが、上のまぶたに張りを感じたらその状態で10秒間キープする。
4. 10秒経ったらゆっくりと力を抜いて元の状態に戻す。
このステップを5〜7回、軽い疲労感を覚えるまで行いましょう。
6. 予防効果UP♡お助けアイテムもご紹介♪
最後に目の下のたるみの予防効果を格段にアップさせるお助けアイテムを一挙ご紹介していきます。上記のスキンケア、マッサージ、エクササイズなどでもなかなか目の下のたるみを予防できなかったという方やできるだけ早く目の下のたるみを予防したいという方はぜひ参考にしてくださいね。
■目の下のたるみの予防効果を格段にアップさせる化粧品
まず最初に目の下のたるみの予防効果を格段にアップさせる化粧品を紹介していきます。
【SHISEIDO|アルティミューン パワライジング アイ コンセントレート】
出典:https://www.amazon.co.jp/
1つ目の目の下のたるみ予防の効果がある化粧品は「アルティミューン パワライジング アイ コンセントレート」というアイクリームです。
植物由来の保湿成分や「カルボキシメチルグルカンNa」をはじめとする肌のハリやツヤを引き出す美容成分が贅沢に配合されているために、目の下のたるみに効果的にうるおいを与えてくれます。こちらのアイクリームは400回を超える試作の上で開発された逸品で、なめらかで芳醇なテクスチャーが水分不足の目の下にしっとりと馴染んでいってくれます。
またこちらの「アルティミューン」の特徴としては角層を健康にさせるというポイントです。健康な角層は肌のハリを出すためにはとても大切な要素。配合されたうるおい成分が健康的な角層を育てて、ハリのある肌を形成してくれます。
【DECENCIA(ディセンシア) |アヤナス アイクリーム コンセントレート】
出典:https://www.amazon.co.jp/
2つ目の目の下のたるみ予防の効果がある化粧品は「アヤナス アイクリーム コンセントレート」というアイクリームです。こちらのアイクリームは合成香料・着色料・パラベン・界面活性剤がフリーとなっており、敏感肌の方の目の下にも安心して使用することができる肌に優しいアイテムとなっています。
うるおい成分として特に効果が高いのは「コンドロイチン」で、「アヤナスアイクリーム」のテクスチャー自体もかなりしっとりうるおい仕上げになっているため肌にしっかりと密着して長時間でもしっかりと水分を保持させてくれます。濃密なアイクリームが外界のホコリやストレスから目元をしっかりとガードしてスキンケアをすることができるようになっています。
■目の下のたるみの解消効果を格段にアップさせる美顔器
次に目の下のたるみの予防効果を格段にアップさせる美顔器を紹介していきます。
【ヤーマン|RFボーテ フォトPLUS EX】
出典:https://www.amazon.co.jp/
1つ目の目の下のたるみ予防の効果がある美顔器は「RFボーテ フォトPLUS EX」です。ヤーマンといえば美顔器メーカーとしての歴史を持つ信頼性の高い会社ですね。この「RFボーテ フォトPLUS EX」はプロフェッショナルの現場でも採用されているラジオ波によって顔の角質層を暖めつつ、うるおいケア・クレンジング・顔の筋肉のケアを行ってくれる多機能美顔器となっています。
また他のヤーマン美顔器には搭載されていない「アイケアモード」がついており、目元のたるみ・むくみ・シワなどの気になる点に対してピンポイントにケアを行ってくれます。眼輪筋だけではなく表情筋のケアを行うことができるのもおすすめする理由の1つですね。
【健康コーポレーション|エステナード リフティ】
出典:https://www.amazon.co.jp/
2つ目の目の下のたるみ予防の効果がある美顔器は「エステナード リフティ」です。先ほどの「RFボーテ フォトPLUS EX」の約半分程度の値段で購入できるこちらの美顔器もリーズナブルかつハイパフォーマンスな点が魅力的です。
徹底的に表情筋に注目をして開発されており、表情筋ケア・スキンケアのダブルの機能で目の下のたるみを含む顔全体のケアを行うことができるようになっています。また使用方法も簡単で5分の美顔器によるケアを週に2回行うだけという手間いらず。とにかく「忙しいけれどスキンケア・目の下のたるみのケアをしたい」という方に本気でおすすめしたい美顔器です。
7. まとめ
今回の記事では、目の下のたるみの原因や予防の3大ポイントの解説、他にも目の下のむくみの予防方法についてのご紹介をしていきました。しっかりと目の下のたるみ・むくみの原因を理解することができたでしょうか。効果的な目の下のたるみのケアを行なって、素早くお悩みを解決できるようにしていきましょう。
また最後には目の下のたるみ・むくみを予防することをサポートする便利なアイテムを駆使することによって、さらにケアの効果がアップします。ぜひ目元のたるみケアにご紹介したお助けアイテムを活用してみてくださいね。
ライター名
森島啓