ニキビ跡を消すためのケアメソッドをご紹介♪【外と内から徹底修復ケア!】

ニキビ跡、どうしていますか?思春期の悩みとして多くあげられがちなニキビですが、それは治ってからも消えないニキビ跡として悩みの種となり続けることもあります。お顔に傷が残り続けるのは、女性ならとくに辛いものがありますよね…。

そこで!ここではそんなしぶとく憎たらしいニキビ跡について、それらが残る原因と原因に応じたケア方法&オススメアイテムについてご紹介します♪

この記事を読んでわかること
・ニキビ跡が残る原因
・ニキビ跡を消すためのケア方法
・ニキビ跡消しに◎コンシーラー

読むのに必要な時間は約 8 分です。

 

1.どうして残る?ニキビ跡の原因

中学、高校の時期にはニキビに悩まされたという方は結構多いのではないでしょうか?
ライターも中学時代は悩まされた口です…。友達なんかがふざけてからかったりしてくると、笑ってはいてもわりと悲しくなったりしますよね。

とはいってもあくまで傷口なので、時間が経てばニキビの多くは治ってしまいます。しかし!なかにはそのままニキビ跡となり、数年経って大人になった今でも居残り続けている質の悪いものもあります。

どうしてニキビって残ってしまうんでしょうね?ここではそんなニキビ跡の原因を明らかにします。

■ニキビのはじまり~毛穴の詰まりから~

さきにニキビは傷口と言いました。実際に皮膚が傷ついているので傷口とは言えるのですが、傷の出来方が転んだり引っかいたりして出来る外傷と違い、身体の内側から出来る傷というのが問題なんです…

以下はニキビのでき方のイラストです。

出典:http://www.ci-labo.jp/

見た通り、ニキビはホコリや身体から分泌される皮脂がちいさな毛穴に詰まって汚れ、そこに増殖したアクネ菌が皮膚を炎症させることで出来ます。

このように身体の内側から出来る傷のため、ひっかいて出来たりする傷とはちがい、皮膚のより奥が傷ついてしまうんですね。

■ニキビ跡にもいろいろ~赤み痕とクレーター

身体の奥から傷つくニキビ。そうしたニキビで傷ついた肌は炎症で荒れ、普段よりもバリア機能も弱くなってしまいます。バリア機能が弱まったお肌は、当然ながら外からのダメージを受けやすくなっています。

風雨やホコリ、紫外線などなど…生活するなかでは沢山の汚れや負荷が肌にかかります。そんな時、身体は「弱った傷口を守れ」と指令を出します。その指令は伝達物質を通じて肌の一番に奥の基底膜にある「メラノサイト」へ受け渡されます。

指令を受けたメラノサイトは細胞を守るシールドの役割を果たす「メラニン」を生成し、表皮細胞に受け渡します。

細胞を守るため表皮に移ったメラニンは、基本的には肌の更新とともに、垢となって落ちていきます。しかしニキビ跡のように傷ついた箇所はターンオーバーのリズムも戻りにくくなっており、結果として傷口を守るために生成されたメラニンが色素沈着し、赤黒く居残ってしまうこともままあるのです。

こうした赤み痕は、比較的に浅く残った痕といえ、傷痕としては軽いものと言えます。

しかしニキビ跡にはさらに根深いものもあります。それはクレーター状の痕…

ニキビは身体の内側からできる傷と先ほど言いました。毛穴に詰まった皮脂や汚れが肌に炎症を起こすわけですが、対処の仕方が間違っていた場合は長引くこともあります。炎症は長引くほどにその範囲をひろげます。

長引いたニキビはじくじくと肌を傷めつけながら、少しずつ肌の奥まで炎症を広げていきます。そうすると、初めは肌の表皮だけの傷が真皮に到達していきます。

真皮に到達してしまった場合ニキビ跡はかなり根深いものになり、これが一般にクレーターと言われます。先ほどの赤み痕に対して、かなり重症な傷痕です。

出典:http://deko-boko-bey2.info/

このようにニキビ跡と言っても一口には言い切れません。赤み痕やクレーターのように傷の深さが違えば、それぞれに対処法の違ってくるんですね♪

次からはこうした傷痕の深さの違いを念頭に置きながら、ニキビ跡を消すためのケアをご紹介していきます♡

2.ニキビ跡を消すには?

ここではニキビ跡を消すためのケアについて、傷痕に直接アプローチするストレートケア&傷痕が消えやすく残りにくい身体つくりをする間接ケアのふたつの視点からご紹介します♪

■出来た後のケアはお早めに!ストレートケア編

まず傷痕に直接アプローチするストレートケアから。

ストレートケアのコツはずばり、保湿&血行促進にあります!これは赤み痕、クレーターの両方に共通する鉄則と言っても良いので、しっかり覚えてくださいね♪

傷痕が治るということは、傷ついた肌の層が垢となって剥がれ落ち、新しい無傷な肌と入れ替わることです。

出典:https://www.yoihada.jp/

この皮膚のターンオーバーは身体の生理現象なのですが、皮膚の状態によってはそれが滞ったり止まった状態になってしまうんです。

たとえば肌が乾燥していた場合。本来なら古くなって自然と皮膚から剥がれ落ちていくはずの角質は、ごわごわといつまでも肌表面に残ってしまいます。古い皮膚が表面に居残り続けていた場合、奥からどんどんと生まれて押しあがってくる新しい皮膚はずっと表に出てこれない状態になり、傷痕は残ったままになってしまうんですね…

また血行が悪いことも皮膚のターンオーバーのペースを落としてしまいます。細胞は血液によって運ばれる栄養によって日々生まれ変わっています。しかし、血行が悪ければそれだけ皮膚に行く栄養は少なくなってしまいます。栄養不足になった細胞は生まれ変わりのペースも落ち、新しい皮膚はなかなか作られなくなってしまうわけです。

しかし皮膚に十分な水分を補給&保湿しつつ血行を良くしてあげることが出来れば、皮膚のターンオーバーはととのえられ、しつこいニキビ跡ともさよならできるんです♪

そういうわけで、ニキビが治ったならできる限りはやくに保湿&血行促進を徹底して、皮膚のターンオーバーを促してあげることが重要になってくるんですね。

皮膚の水分補給&保湿については、あとのケアアイテムでくわしく触れます。ここでは、お顔の血行をより促すフェイスマッサージをお教えしちゃいます♡

お顔の血行UP♡フェイスマッサージ

1. 手でこぶしを作り、顔の細かな部分まで押せるように人差し指でカギを作ります。
2. まず小鼻横を軽く押しほぐします。

出典:http://www.kose.co.jp/

3. そこからリンパの集中している耳の前部分まで、皮膚のすぐ下の水を押し流すように指圧します。

4. スタート地点をアゴ下に移し、ふたたび耳前まで押し流します。

5. 同様に額に移り、真ん中から左右に割るようにして耳前まで押し流します。

6. 耳前部分まで流した老廃物が流れやすいように、耳後ろのリンパ節を刺激します。
ちょうど耳後ろのでっぱりのすぐ後ろ、すこし窪んだ箇所をいた気持ち良いくらいの強さで指圧します。

7. ほぐれたかな?と思えたらこぶしを作り直し、耳前の老廃物を耳下に流します。

8. 仕上げに、耳下から首、鎖骨部分に向かって押し流します。

このマッサージによってお顔の血行はかなり促進されますよ♡

ただ注意してほしい点として、このマッサージを行う際はオイルや乳液などを十分に肌へ馴染ませ、滑りを良くしてから行ってください。そうでないとお肌は傷ついて、最悪ニキビ跡も長引いてしまいます…

■ニキビ跡の残らない身体づくりを♪

ここからはニキビ跡がそもそも残らない&できても治りやすい身体づくりを目指す間接ケアをご紹介します♡

基本的にさきの皮膚のターンオーバーを促進させるのと同じで、身体自体の代謝を高めることが重要になってきます。お顔と言っても身体の一部なので、顔の代謝を良くしたければ身体自体の代謝を高めてあげることが重要になってくるんですね♡

そのためにしたいことは次の2つ☆

☆適度な運動をする。
☆シャワーだけで済ませず、週に一度は湯船につかる。

運動と言っても初めから激しい運動をする必要は全くありません。1週間に2度ほど一時間のウォーキングをする。これだけでも身体全体の代謝は良くなります。ぜひお試しを♪
また湯船に浸かることも大事です。たとえウォーキングが出来なくても、少しぬるめのお湯で半身浴し汗をかくだけで身体の代謝はぐっと促進されます。くわえてお湯に浸かることで身体の疲れも取れるので一石二鳥ですよ♡

また食生活でも、タンパク質とビタミン類の摂取を心がけることが高い効果を持ちます。
タンパク質はお肌の原料になるため、積極的に良いものを取り入れると良いです。卵や鶏肉、お豆腐などにこだわってみると良いですね♡
またビタミン類の摂取も注意して行うとGOODです。なかでもビタミンAとCは重要!
ビタミンAは肌の生まれ変わりを促進し、乾燥肌改善にも役立ちます。
皮膚や粘膜の健康に必要な栄養素であり、肌のカサつきシワに悩む人はしっかり摂ってほしです。
ビタミンAはほうれん草、にんじん、かぼちゃ、しその葉、バジル、レバー、うなぎ、乳製品などに主に含まれます。
またビタミンCはメラニン色素の生成を抑え、コラーゲンとの組み合わせで美肌にしてくれます。メラニン色素の生成をおさえる働きがあるとも言われています。
しかし一度にたくさん摂っても吸収できずに排出されてしまうので、こまめに摂るのがポイントですね。
ビタミンCを多く含むのはパプリカ、ブロッコリー、カリフラワー、レモンなどの柑橘類、キウイフルーツ、海苔などです。

そして最後に十分な睡眠をとること。

人間の身体は睡眠時に成長ホルモンを分泌し、そのホルモンの働きによって皮膚の細胞も生まれ変わります。十分な睡眠をとることが出来なければ成長ホルモンは不足、皮膚細胞もほとんど作られずにターンオーバーも滞ってしまいます。また血液も作られないので貧血気味になり、身体全体への栄養も行きわたり辛くも…

とくに夜の10時から2時は成長ホルモンの分泌が活発になるため、美容界隈では「シンデレラ・タイム」とも言われるほどお肌に重要な時間なんです。
さきに述べた運動やお風呂、栄養バランスの良い食事も睡眠が不十分であればしっかりと反映されません。全ての努力を結実させるためにも、睡眠はとっても重要なんですね。

3.おすすめ♡ニキビ跡ケアアイテム

ここでは先にご紹介したニキビ跡ケアの効果をさらに高めてくれるおすすめ♡アイテムをいくつかご紹介していきます。

■おすすめニキビ跡ケアアイテム~ストレートケア編

フェイスマッサージはお顔の血行やリンパの流れを高めてくれるとさきにご紹介しました。しかしお顔には多くの血管やリンパ、ツボなどが集中しています。そのためお手入れもある程度の繊細さが必要に…

そこで、より詳しくそうしたリンパの流れやツボについて紹介した書籍がこちらです。

『メディカル・リンパマッサージ』

お顔を含めた身体全体の経絡&ツボ、骨格・筋肉の位置を押さえながら、リンパの流れに沿ったマッサージ法をご紹介しているのが本書です。図解付きなので分かりやすく、効果的なマッサージの方法とコツを学ぶことが出来ますよ♪

またフェイスマッサージは直接お肌に触れるわけではなく、オイルやクリームなどを潤滑油にして行います。しかしただ潤滑油として使う以外にもお肌との相性や効果、香りなどにこだわることで、その効果やマッサージの継続性をぐっと高めることが出来るんですよ♪いくつかおすすめのフェイスマッサージ用オイルをご紹介します!

『ゴールデンホホバオイル』

天然のホホバオイルを100%使用したボディ&フェイス用マッサージオイルです。ホホバの木から採れる木の実を絞り、一切の混じり物も加えず純粋なままに得られたオイルのためミネラルを多く含んでいます。そのため敏感肌も優しく保湿しつつ、栄養補給のできる優れものですよ♪

『アロマ マッサージオイル』

美容エステ店でも使用されるアロママッサージオイルです。ローズヒップから精製されるローズヒップオイルが配合されていて、マッサージをするたびに華やかなバラの香りが塗りこんだ箇所に香ります。業務用のため容量も大きく、長くお使いいただけますよ

『キュレル クリーム』

お肌を外部刺激から守るセラミドを補給しつつ、保護するケア効果の高いクリームです。こちらはもとはマッサージ用ではありませんが、赤ちゃんにも使用できる肌への優しさやケア効果の高さは他のマッサージオイルとは異なります。テクスチャも伸びが良く、べたつきも少ないのでマッサージクリームとしても、遜色なくお使いいただけますよ♪


■おすすめニキビ跡ケアアイテム~間接ケア編

ここからは身体の内側からニキビ跡がのこりにくい&そもそも出来にくい身体つくりを助ける、おすすめ間接ケアアイテムをご紹介します♪

代謝アップのためには積極的な運動習慣つくりと定期的な入浴が効果的でした。
とくに入浴は、そのやり方次第では身体の代謝を高めながら一日の疲れを取ることもできます。そのためには何よりもリラックスしてお風呂に入ることが大事ですね。

そんなリラックスのために、入浴剤にこだわってみるのも良いかもしれませんよ♪

『バブ ナイトアロマ』

ロマンティックジャスミン、スイートカモミール、ローズハーモニー、ラベンダー。リラックス効果の高いとされる4種のアロマ入浴剤がセットになっています。タブレットには炭酸ガスが含まれているので、身体の芯から温めてくれるので疲労や冷えに効果的ですよ♪身体をしっかり温めることは、睡眠導入もスムーズにしてくれるのでおすすめです!

またビタミンや良質なタンパク質の摂取も、ニキビ跡が残りにくく新しい肌の再生が盛んな肌を生成する上でかかせません!いかにおすすめサプリをいくつかご紹介します♡

『ネイチャーメイド 大豆イソフラボン』

イソフラボンでおなじみの大豆は「畑の肉」と言われるほどに、良質なタンパク質をたくさん含んでいます。またイソフラボンは女性ホルモンと構造が非常によく似ており、積極的な摂取は季節や周期的変化の影響を受けやすい女性の身体を安定的に落ち着けてくれます。美容&健康効果を考えるなら、こちらのサプリはおすすめですね☆☆☆


『ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル』

同じく大塚製薬のネイチャーメイドシリーズから展開されるサプリです。ビタミンAとCを含む12種類のビタミン、そしてその働きを助ける7種類のミネラルをギュッとサプリに凝縮しました。普段の食事に合わせて、さきのイソフラボンサプリと一緒に摂取を続けることで健康の大幅ベースアップが望めますよ♡


こうした運動や入浴、必須栄養素の補給は、ニキビ跡の残らない身体つくりに必要な基礎です。しかしこうした基礎を結実させるためには、しっかりとした睡眠が欠かせません!
良質な睡眠のためには、先に述べた適度な運動と入浴が極めて高い影響を持ちます。睡眠もまた身体全体のリズムなのでしっかりと身体を動かし、温めてあげることでそのリズムに乗ることが出来るんですね。
ここではそんなリズムを身体が把握するのを助けるサプリをご紹介します♡

『休息サプリ』

脳の興奮を抑制するギャバやL-テアニン、心身のリラックスに欠かせない幸福ホルモンであるセロトニンの増加を助けるグリシン、L-トリプトファンが多く配合されているのがこのサプリです。睡眠が不足しがち、あるいは寝てもなんだかぼうっとするなど良質な睡眠がとれていない方には特におすすめです。身体の疲労を取るとともに、精神的安定も促してくれるので、美肌以上に生活の基礎を高めてくれますね。

4.【番外編】メイクで跡を消そう♡

ここまで、ニキビ跡のためのストレート&間接ケアメソッドとその効果を高めるおすすめケア脚アイテムをご紹介してきました。
身体に直接働きかけてアプローチしていく方法は王道です。しかし王道は、基本的には地道に歩むものですよね…
でも生活のなかではそんな悠長なこと言ってられない!なんて時ももちろんあります。特に大切な仕事やイベントなどでは、メイクのノリが悪いと参加するのも憂鬱になっちゃいますよね。

そこで!ここでは番外編としてニキビ跡カバー効果◎なコンシーラーを、厳選してご紹介します♪

『DHC薬用 アクネケア コンシーラー』

肌にぴったりとフィットし。一日中もヨレ知らず。付けたての美しさをキープしながらニキビ跡をしっかりと隠してくれます♡また薬効もあるのでニキビ予防&ケアも同時にできてしまう優れものです!


『オルビス(ORBIS) アクネスポッツコンシーラー』

こちらも先にあげた商品と同様、付けることでニキビ跡を隠しつつ、ニキビ予防&ケアもしてくれる薬用コンシーラーです。特徴はニキビ跡のためにつくられたコンシーラーということで、そのカバー力は高いものとなっています。しかし高いカバー力の一方で、舞台メイクのようなしっかりした仕上がりは避けられません。ナチュラル志向の方は初めの商品がオススメですね☆



5.まとめ

ここまでニキビ跡が出来る原因とそうした原因からうまれるニキビ跡の違い、そしてそんな違いを踏まえた上で取るべきケアメソッドについて、おすすめアイテムの紹介を交えつつ整理してきました。
ニキビは肌の内側から生まれる傷で、そのため普通の外傷で出来る傷に比べると深くなりがちです。そうした深度の違いによって、ニキビ跡の深刻度も変わってきていましたね。
しかしそうした違いがあっても、基本的なケアの要素を抑えることでニキビ跡は撃退することができます。身体の内側と外側からのアプローチで、徹底したケアを心がけましょう♪
この記事を読んでくださった貴方の悩みが、ニキビ跡と一緒にキレイになくなることを祈っております♡

ライター:島田