この記事を読むとわかること・他のホワイトニングとの違い
・セルフホワイトニングのメリット
・ホワイトニング歯磨き粉
最近よくホワイトニングしている方を見かけますね。年齢のせいなのか、コーヒーを飲む機会が増えたからなのか。ホワイトニングで歯医者さんに行くとお金もかかります。そこで今回は、低価格で行えるセルフホワイトニングについてご紹介します。女性は特に笑った時に白い歯がチラッと見えただけで、より綺麗な印象を与えることができますので必見です!
1.歯が黄ばむ理由とは

ホワイトニングをする前に知って頂きたいのが、そもそもなぜ歯が黄ばむのかということです。原因は内側・外側からのいくつかあります。
■飲み物・食べ物
みなさんが普段飲んでいる飲み物や食べ物が黄ばみの原因になります。

【コーヒー・チョコレート】
コーヒーには「クロロゲン酸ポリフェノール」、チョコレートには「カカオマスポリフェノール」が含まれています。ポリフェノールは、抗酸化作用があるので美肌にはいいですが、ポリフェノールの色素が歯面を覆う膜に付着して残留します。この残留が歯の黄ばみの原因になります。
【赤ワイン】
赤ワインにはコーヒーなどと同様にポリフェノールが含まれているので健康にいいと言われていますが、着色の原因となるタンニンが含まれています。またアルコール分が歯面のエナメル質を溶かし、歯の内側にある黄色い象牙質を透けて見せるので歯が黄ばんで見えます。
【緑茶・紅茶・ウーロン茶】
お茶類にはタンニンが含まれています。このタンニンといういわゆる茶渋の原因である成分が唾液の中にある金属イオンと結合して歯面を覆う膜に付着し、残留して黄ばみ、歯磨きだけでは落ちにくい頑固な汚れとなります。
【カレー】

大好きな食べ物に入るカレーにはウコンが含まれていますが、このウコンは天然の着色料として使われています。なので、ウコンの色素が歯面に付着しそのままにしておくと色素沈着を起こして、黄ばみの原因となります。カレーを食べた後はできるだけ早めに歯磨きをしましょう。ケチャップやソース、しょうゆなどの調味料も気をつけましょう。
■たばこ
たばこはよく知られていますが、たばこの中に含まれているタールが歯の表面にこびりつき、歯の色が茶色くくすんでいます。
■加齢
加齢により歯の内側にある象牙質そのものの色が濃くなっていき、エナメル質を通して透けて見えるので、歯が黄ばんでいるように見えることもあります。加齢に限らず、生まれつき象牙質が黄色味の方もいます。
■甘いもの・だらだら食い

甘いものや食事をだらだら食べ続けていると口の中で常に酸を作り出し、歯の表面にあるエナメル質にあるカルシウムやリンなどのミネラル成分を溶かし出します。このエナメル質が薄くなると象牙質が透けて見える原因にもなりますし、色素沈着しやすくなります。
あまり意識されていないことが多いですが、歯は顔の大切なパーツの一つです。笑ったときにチラッと見えた歯が白く輝いてみえるとそれだけで印象がすごく変わります。皆さんが白い歯を見た時の印象をみてみましょう。
笑顔が素敵 | 清潔感がある |
健康的 | 若く見える |
身だしなみに気を使っている | 活発 |
きちんとケアをしている | メイク映えする |
明るい印象 | 肌を明るくみせる |
見ていただくとわかる通りあなたの印象に歯の白さはとても影響があるということがお分かりいただけると思います。
2.セルフホワイトニングとは
■ホワイトニングの種類
ホワイトニングには、「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「セルフホワイトニング」の3種類があります。
「オフィスホワイトニング」は、歯科医院でのホワイトニングです。ホワイトニングの中でも最も効果が高いのですが、医療行為なので歯科医院で国家資格を持つものだけが行えるホワイトニングです。
「ホームホワイトニング」は、自宅で自分で行うホワイトニングです。薬剤を歯に塗布し光を照射させて白くします。歯科医院にてマウスピースを作成したのちに自宅で行うホワイトニングであれば、通院の必要がないので忙しい方向けです。
「セルフホワイトニング」は、美容サロンなどで展開されるホワイトニングシステムです。お店で行うホワイトニングですが、あくまでも自分で施術をしないといけません。初めてサロンに来店した際には、スタッフさんが付き添って口頭でやり方を説明してくれるので誰でも簡単にできますよ♡
■セルフホワイトニングのメリット

オフィスホワイトニングとは違い、人体に優しい薬剤を使用し、歯の黄ばみ汚れを浮かして除去するホワイトニング方法です。真っ白な歯にすることはできませんが、比較的安価に今よりも綺麗な歯を手に入れたい人には最適のホワイトニングです!
専用の溶剤を歯に塗布し、LEDライトを当てることにより光触媒という作用で色素沈着を分解して除去してくれます。同時に歯表面がツルツルした感じがするのも魅力です♪私も実際やったことがあるのですが、ツルツルした歯に感動しました!その後の歯磨きがとても楽に感じたことを覚えています♡
■セルフホワイトニングの手順

ではセルフホワイトニングとはどんなことをするのか見てみましょう♪
(※詳しい手順はサロンによって異なる可能性があります。)
こちらは脱毛サロンSALASAでの方法です

出典:https://sasala.me/white/index.ph
①歯を磨く
②マウスピースを装着し、溶剤をつける
③溶液に当たるようにLEDを照射
④同じ手順をもう1セット繰り返す
⑤仕上げにブラッシング
手順はたったこれだけです!時間もとっても短いので、脱毛やマツエクの施術を受けたついでにホワイトニングして帰ることができるのも嬉しいですね。
3.ホワイトニング歯磨き粉

もっと手軽に行えるホワイトニングに、ホワイトニング歯磨き粉で行う方法があります。歯磨き粉によるホワイトニングは、一番効果が薄いというところがネックですが、「ホワイトニングにちょっと興味がある…」という方には最初の第一歩としてピッタリかもしれません。
そしてセルフホワイトニングを行った人も、同時にお家でのケアとしても試してもらいたいです。せっかくセルフホワイトニングで汚れを浮かして綺麗にしたので、再度付着するのを防ぎたいですよね。通常の歯磨き粉は汚れをだけのものなので、ホワイトニング効果のある成分が入っているものを使用すればより綺麗な歯を目指せるかもしれません。
ホワイトニング
■ライオン

ブリリアントモア 90g ¥1,026
ピロリン酸ナトリウムが歯の表面に付着したステインを浮き上がらせ、歯ブラシのブラッシングですっきり落とす。


■トゥービー・ホワイト

トゥービー・ホワイト 薬用ホワイトニングハミガキ粉 60g ¥1,512
洗浄剤・掃除剤・歯石沈着予防する成分配合で歯の汚れをしっかり落とし、歯を本来の輝く白い歯へ導くハミガキ粉。


■サンスター

Ora2(オーラツー)プレミアムスティンクリアペースト アロマティックミント100g ¥432
今まで以上にステインをきめ細かく落とすだけでなく、歯面を丁寧に磨き、歯が本来持つ白さを取り戻し、更に輝きをプラスしたハミガキ粉。


■アパガード

アパガード プレミオ 100g ¥1,480
エナメル質を修復するナノ粒子にした独自の「薬用ハイドロキシアパタイト」を1.4倍配合した白い歯へ導く薬用ハミガキ粉。


■歯磨撫子

歯磨撫子 重曹つるつるハミガキ 140g ¥1,200
100%植物由来のつるつる歯みがき粉で、重曹のパワーで気になる黄ばみをOFFしてくれ、爽やかなミントと天然塩で歯ぐきを引きしめてくれる。


■ウエルテック

コンクールクリーニングジェル 40g ¥1,500
高機能シリカが着色汚れを吸着し、除去してくれるホームケアクリーニング剤の歯磨き粉。週1~2回の使用で歯面に優しく白い歯へ導いてくれる。


4.正しい歯磨きの仕方

お家で歯磨きをする際にも、もう一度磨き方を見直してみましょう!正しい方法で磨かないと、せっかくのホワイトニング効果が無駄になってしまうかもしれません。
■勘違い・NG習慣
・歯ブラシを濡らして歯磨き粉をつける
・歯ブラシを何か月も使っている
・食事後すぐに歯を磨く
・歯磨き後はよくうがいをする
・歯につまった食べカスは爪楊枝でとる

これダメなの⁉という項目が多いのではないでしょうか。早速解説しましょう。
【歯ブラシを濡らさず使う】
歯ブラシを濡らしてしますと、歯磨き粉の成分であるフッ素の働きが60%も減少してしまいます。せっかくホワイトニングの歯磨き粉を使うなら成分半減はもったいないです。水付けないと「泡立たないんじゃないの?」と思う方もいますが、唾液でしっかり泡立つので問題はありません。
【歯ブラシは1か月で交換する】
歯ブラシの交換時期ってよくわからないですよね。歯ブラシは1か月も使うと毛束の元に細菌がたくさん発生してしまい、不衛生になるうえ、毛束が乱れてきます。毛先がバラバラだと磨き残しや歯や歯茎を傷める原因にもなるのでできるだけ早めの交換をオススメします。
【食事後すぐに歯を磨かない】
虫歯、口臭予防で食事後にすぐ歯を磨く方は多いと思いますが、これは歯を傷め黄ばむ原因になるのでやめましょう。先ほど説明したように食事していると口の中で酸を作り出します。そのため、歯面のエナメル質溶け出してが弱くなっているタイミングなので、そこで歯を磨いてしまうとエナメル質を余計にはがしてしまい、薄くなった歯面を傷つけてしまいます。食後は30分以上あけてから歯磨きをしましょう。
【歯磨き後のうがいは1回】
歯磨きのあとはよくうがいをして汚れや食べカスをしっかり洗い流すと皆さん思いがちですが、よくうがいをしてしまうとフッ素などの薬効成分が洗い流されてしまいます。そのため、歯磨き後のうがいは少量の水で「1回軽め」のうがいでいいのです。
【デンタルフロスで歯間も磨く】
ついつい食べ物が歯に詰まると爪楊枝で取り除き、歯磨きをしたらOKにしている方も多いですが、これは要注意です。歯間に歯ブラシの際は入らないので歯垢が溜まりやすく、細菌も発生しやすくなります。虫歯予防にもつながりますので、日ごろから歯ブラシとセットで使う習慣を身につけましょう。
5.まとめ

歯を白くするメリットやセルフホワイトニングについてご紹介してきましたが、お分かりいただけましたか。私もセルフホワイトニングを行い、歯のトーンアップを実感しました。続けると歯が持つ本来の白さを手に入れることができるようです。そして同時にホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用して、より歯が綺麗になると嬉しいですね♪女性のみなさんにホワイトニングはオススメします。メイクやおしゃれをすることがより楽しくなりますよ💛