うがいをする時に避けるべきNGポイント

うがいのNGポイント

うがいをする時に避けるべきNGポイント

間違ったうがいの仕方をしてしまうこと

うがい薬を間違った水の量で希釈してしまったり、希釈していたまま放置していたり。うがい薬を誤った方法で使ってしまうと、その効果を十分に得られません。殺菌効果や抗炎症効果など、うがい薬の効果を出すためには、使う時の濃度がとても大切です。また使用期限を過ぎたうがい薬は使用してはいけません。

水うがいをして、そのまま飲み込むこと

水うがいをした後そのまま飲み込んでも良いという情報がインターネット上に見られることがあります。ガラガラとうがいをしてそのまま飲み込むことで、確かに喉の潤いも保たれ、口内に残った細菌やウイルスを洗い流すのですが、細菌やウイルスがそのまま胃へ運ばれてしまい、そこで悪さをしないとは言い切れません。例えば、ウイルスや細菌性の胃腸炎はこうした外から入ってきたウイルスや細菌が原因となり、胃痛や下痢などの症状を引き起こします。うがいの後の水は吐き出すようにしましょう。

うがいをし過ぎてしまうこと

外出から帰ってきた時や、口腔内や喉が乾燥によってイガイガするような時はうがいが必要です。ただし、うがいをし過ぎてしまうと、正常な粘膜も洗い流してしまったり、喉を痛めてしまう原因にもなります。うがい薬の成分により、使用頻度などが異なりますので、使用上の注意をよく読んで、正しい頻度でうがい薬を使用するようにしましょう。また乾燥に対してはうがいではなく加湿器を使ったり、飲み物を飲んで喉を潤すことも効果的です。