ホワイトニング後に歯が痛い!原因は?

ホワイトニング後に歯が痛い!原因は?

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングで歯を白くして気分も上々・・・!と思っていたら、なんだか歯が痛い!こんな経験をしたことはありませんか?今回は、ホワイトニング後に起きる歯の痛みについてお話いたします。

ホワイトニング後に歯がしみる原因とは?

歯科医院で使用する、または処方するホワイトニングの薬剤は、歯の色素を分解して白くする作用を持っており、市販の歯磨き剤のパッケージに書いてあるホワイトニング効果とは、根本的に違います。

歯科医院が取り扱っているホワイトニング薬剤により、ホワイトニング後に歯がしみることはそれほど珍しいわけではありません。しかし冷たいものを飲んだりした際に感じる「キーン」とした痛みは、できれば避けたいことでしょう。この痛みはほとんどの場合一過性のもので、一両日中に治まることがほとんどです。そしてこの痛みは俗に言う知覚過敏がほとんどです。

ホワイトニングの薬剤により知覚過敏が起きる原因として考えられるのは

・歯ぎしりなどによりエナメル質がすり減り、内部の象牙質が露出している・・・象牙質は神経を保護している組織で、歯ぎしりによって歯が摩耗した部分は象牙質が見えてしまっています。ここにホワイトニング薬剤が付くと、しみることがあります

・加齢や乱暴な歯磨きで歯ぐきが下がり、根元が露出している・・・歯の根元が露出していると、知覚過敏になることがよくあります

・歯の細かいヒビ・・・目には見えない細かいクラック(ヒビ)が入っていることで、ホワイトニング薬剤がしみてしまうことがあります

・虫歯および虫歯治療後・・・虫歯および虫歯治療後の歯の詰め物にわずかながら段差が生じることがあります。ここにホワイトニング薬剤が付着した場合、痛みとなって現れることがあります

・ホームホワイトニングの装着時間・・・ホームホワイトニングにおけるマウスピース着用時間は、最大でも2時間です。これ以上装着することで歯の神経が刺激され、痛みとなって現れることがあります