【ボディメイクの最高峰】女性も必見!坂詰トレーナーにインタビュー

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ボディメイクをする女性も必見の記事です!

この度、8万部セラーの『やってはいけない筋トレ』そして20万部を超えるロングセラー作『世界一やせるスクワット』を執筆された、超人気トレーナー・坂詰さんにインタビューさせてもらいました。

この記事では、ボディメイクに関わる坂詰トレーナーの「日常生活のルーティーン」や「過去の実体験」について伺ったお話をシェアしています。

そして、7月19日に発刊されたばかりの著書『筋肉がよろこぶ最高の食べ方』と8月7日の新刊『筋トレは下半身だけやればいい』についても本に込めた想いなどもご紹介しています。

ダイエットやボディメイク中の女性の皆さん、是非ご覧になって参考にしてみてください!

この記事でわかること
1 坂詰トレーナーについて
2 坂詰トレーナーの著書
3 坂詰トレーナーからのアドバイス

読むのに必要な時間は約 5 分です。


1.坂詰トレーナーについて

坂詰さん
坂詰 真二 
(さかづめ しんじ)1966年 新潟県出身
横浜市立大学文理学部卒
スポーツ&サイエンス代表
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
同協会認定パーソナルトレーナー
横浜リゾート&スポーツ専門学校講師

1990年に横浜市立大学文理学部を卒業後、株式会社ピープル(現コナミスポーツ株式会社)でディレクター、教育担当を歴任。その後、株式会社スポーツプログラムスにて実業団等のチーム、個人選手へのコンディショニング指導を担当。

1996年に独立し「スポーツ&サイエンス」を主宰。各種指導者へのパーソナル指導、トレーナーの育成、メディアを通じての運動指導を中心に活動中。ベストセラーとなった『やってはいけない筋トレ』(青春出版社)、『世界一やせるスクワット』(日本文芸社)など著書多数。

ここからは、ライターのわたしが坂詰トレーナーに質問させてもらったことを皆さんとシェアしたいと思います!

■ボディメイクのルーティーン

--坂詰さんが実践されている日常生活でボディメイクのルーティーンや、常に心がけていることなどはありますでしょうか?

坂詰トレーナー

20歳の頃から体脂肪率、体型、体力ともほぼ変わっていませんが、特別変わったこと、あるいは特に厳しいことはしていません。運動も食事も心身が強いストレスを感じるようでは、効果と引き換えにリスクが高まりますし、そもそも長続きしないからです。

運動は週に2回、スポーツクラブで2時間体を動かす程度。これはスポーツクラブ利用者の平均的な回数と時間です。もちろん各トレーニングでは普段私が、書籍や雑誌記事でご紹介しているとおり、最大公約数の運動を安全で効率の良い正しい方法で行っています。

運動の最も重要なポイントは正しい姿勢とフォームで行うこと。これを守れば意外なほど少ない量の運動で効果はテキメンに現れます。

食事についても同様。何か特殊なサプリメントを摂っている訳でも厳しい戒律のようなルールを設けている訳でもありません。コンビニ弁当を食べるときもファストフードを利用することもありますし、時折お菓子やアイスクリームを口にすることもあります。

ただし、ある一定のルールは守っています。そのルールも凄く難しいものではありません。例えば「欠食をしない、毎食一汁三菜を心掛ける、食事はゆっくり味わいながら楽しむ、意識的に水分を摂る、少量で高エネルギーなもの(油脂単体、砂糖や果糖、アルコール)を控える」などです。

■ボディメイクの失敗エピソード

--現在ボディメイクのプロフェッショナルとしてご活躍されている坂詰さんですが、差支えなければ「これは失敗した…」という過去のエピソードなどがあればお伺いしたいです。

坂詰トレーナー

私も若い頃は失敗もしました。

特にトレーナーとして駆け出しの頃はアスリート時代の習慣が抜けておらず、非常に高強度で多量のトレーニングをしていましたし、食事は疎かにしながらサプリメントにこだわったりもしていました。

その結果、使い過ぎによって膝や手首などをケガしたり、下痢をしたりかぜをひいたりするなど体調を崩すことも少なくありませんでした。また会食の楽しい席でも自分だけ全く別の食事をするという、寂しいこともしていました。

「人生の一時期、厳しい努力をしてピークをつくる」というスポーツの考え方から、「一生涯心身の健康を維持する」というフィットネスの考え方に完全に切り替えることができたのは30歳頃です。

今は必要最小限の努力で、最大効果を引き出す運動方法や食事法を実践しつつ、その秘訣を若いトレーナーに伝えながら、雑誌や書籍等で発信し続けています。

2.坂詰トレーナーの著書

■近著『筋肉がよろこぶ最高の食べ方』

Caucasian woman lifting weights

7月19日に発刊された著書『筋肉がよろこぶ最高の食べ方』について、坂詰トレーナーにお話を伺いました。

--『筋肉がよろこぶ最高の食べ方』について、著書に込めた想いを教えてください!

坂詰トレーナー

近年、「体脂肪が増える最大の原因が筋肉の減少にある」こと、そして「食事制限が厳しいほど筋肉の減少に拍車がかかること」が認知されるようになり、筋トレを行いながら高タンパクないわゆる「筋肉食」を実践する女性が増えてきました。

しかしそれに比例して、「鶏ささみとブロッコリー」のような行き過ぎた低糖質、低脂肪、超高タンパクな筋肉食で挫折しリバウンドしてしまう方、肌荒れや生理不順など体調を崩す方も増えています。

そもそも食事は単に必要な栄養素を補充する手段ではありません。味、歯ごたえ、香り、あるいは調理の過程までを楽しみ、それを家族や友人と共有する日々の大切なイベントでもあります。

これを踏まえて私がご指導している無理のない「育筋食」のコツ、バラエティ豊かな育筋食のメニュー例、そして外食や中食でもできる育筋食などをご紹介しているのが「筋肉がよろこぶ最高の食べ方」です。

■新刊『筋トレは下半身だけやればいい』

筋トレは下半身だけやればいい

続けて、8月7日に新刊『筋トレは下半身だけやればいい』についてもお話を伺っています!

坂詰トレーナー

筋トレはムキムキになりたい人だけのものではなく、肥満や病気、老化を防ぐために誰にとっても必要であることが一般に認知されるようになり、この2~3年、日本はちょっとした筋トレブームが続いています。

とはいえ、間違った方法で筋トレをしていては効果が出ないどころか、筋肉や関節を痛めるなど体にとってマイナスになります。

昔からよく見られる典型的な間違いは、腹筋運動主体の筋トレ。体脂肪が増える原因は腹筋ではなく下半身の筋肉の衰えですから、的外れで結果が出るはずがありません。

ですから下半身の筋トレを主体に行うべきなのですが、そこで成否の鍵となるのはフォームです。

例えばどこのジムに行っても、膝が外側に開き、背中が丸まった状態でスクワットを行っている残念な方を見かけます。これでは、鍛えたい下半身に適切な負荷をかけられないだけでなく、大切な膝や腰に負担をかけることになります。

また、このフォームは体を老けさせる老人姿勢を引き寄せることにもなります。仮に筋肉がついても老人姿勢になったのでは、筋トレどころか歩くこともままならなくなります。

本書では体を老けさせて不健康にする「下半身の筋肉の衰え」と、「姿勢の悪化」に焦点を当て、それらを解決するトレーニング法をお伝えしています。

3.坂詰トレーナーからのアドバイス

坂詰トレーナー

挫折を引き起こす最大の理由は頑張り過ぎてしまうこと。

例えば筋トレをする際、顔をしかめたり、歯を食いしばったり、息を止めてまでやってしまうのなら、それは負荷が大き過ぎるか、回数が多過ぎる証拠。顔をしかめればシワができ、歯を食いしばれば歯と顎にダメージを与え、息を止めて踏ん張れば血管に負担をかけることになります。

もう少しできる程度の負荷や回数、疲れが残らない程度の努力で結果は十分に出ます。それ以上頑張っても効果は変わりませんし、心身ともにストレスになって継続を阻むことにもなります。

食事制限も無理に頑張ればストレスになります。そもそも食べ過ぎたり、甘い物やお酒を欲するなど太る原因となる飲食はストレスによって引き起こされます。ストレスなく体脂肪を減らすコツは食事を「減らす」のではなく、「変える」ことから始めること。

欠食をしない、毎食一汁三菜を心掛ける、食事はゆっくり味わいながら楽しむ、意識的に水分を摂る、これだけでも結果的に摂取エネルギー量が抑えられます。

4.まとめ

今回は、書籍出版やメディアにも引っ張りだこの坂詰トレーナーにお話を伺うことが出来ました!

いかがでしたか?無理をした過度な運動や食事制限をすると、継続することが難しく、結局なにも成果が出ないまま諦めてしまった経験がライターのわたしにもあります。

ボディメイクのスペシャリスト・坂詰トレーナーの「過去に失敗したエピソード」や「日常生活のルーティーン」など様々なお話も参考にしていただけるのではないかと思います。

先日発刊された著書『筋肉がよろこぶ最高の食べ方』と8月の新刊『筋トレは下半身だけやればいい』も是非チェックしてください。

坂詰さん、ご協力ありがとうございました!

ライター名
山石/Yamaishi