トリートメントをおすすめしたい!これで冬の乾燥時期も乗り切ろう

この記事でわかること
・トリートメントの必要性
・トリートメント方法
・おすすめトリートメント

 

みなさんは普段からお風呂に入っているときにヘアトリートメントってしていますか。きれいな髪を保ちたい、カラーやパーマなどで傷んだ髪のケアをしたいという方は美容院だけでなく日ごろからヘアトリートメントをおすすめしたいです。これからの季節は特に乾燥というのもプラスされるので、トリートメントについて今回はご紹介します。

1.乾燥すると髪にどんな影響あるの?

これからの季節は特に髪の毛にも乾燥からのダメージは多くなります。お肌と同じで髪の毛も乾燥しているとダメージを受けやすくなります。

髪が乾燥していると静電気が起こりやすく、擦れて枝毛や切れ毛の原因にもなります。髪のうるおいがないとパサつき、まとまりの悪い髪になります。髪のツヤであなたの見た目年齢や清潔感、女性らしさにも影響しますのでしっかりうるおいを入れましょう。

2.トリートメントってどんな役割?

トリートメントの役割って栄養を入れるものと思っている方も多いと思います。なんとなく認識している方も多いので、今回はシャンプー・リンス(コンディショナー)・トリートメントの役割もご説明します。

■シャンプーは頭皮を洗う

シャンプーは『頭皮の汚れや余分な皮脂を洗い流す』という大きな役割があります。頭皮は皮脂腺が最も多いと言われているので、見えないところでたくさんの皮脂分泌が起こっています。この皮脂や整髪料や大気汚れが毛穴に詰まっていると、毛髪の代謝機能に影響が出て薄毛や抜け毛の原因になるので、シャンプーで頭皮を洗いましょう。

【洗うポイント】
シャンプーはよく泡立てた泡で、指の腹を使って優しくマッサージするように頭皮を洗います。すすぎ残しは頭皮トラブルやフケの原因にもなるのでよく洗い流します。

■トリートメントは髪の美容液

トリートメントはシャンプーをした後に髪のダメージを修復するだけでなく、毛髪の内側部分(コルテックス)に栄養成分を届ける役割をします。スキンケアで言うと美容液のような役割です。この後にご説明しますが、トリートメントはゆっくり時間をかけて内側に浸透しているので、髪の毛と同じ弱酸性のアミノ酸成分のものを使うのもおすすめですが、どのトリートメントも頭皮につかないようにつけましょう。

■リンスは指通りとツヤ感アップ

リンス(コンディショナー)は髪の表面にあるキューティクルを保護する役割をします。シャンプーで髪の汚れを取り除き、トリートメントで栄養分を入れてリンスでコーティングするといったイメージするとわかりやすいかもしれません。リンスは外敵からの刺激や熱から髪を守る役割をしています。

【気を付けてほしいこと】
リンスは髪をコーティングする役割があるので、配合成分が頭皮のも保護膜を作り、毛穴を詰まらせる原因になるので、リンスは毛先をメインに頭皮につけないようにしましょう。

3.トリートメントの選び方

トリートメントには「洗い流すタイプ」と「洗い流さない」タイプがあります。洗い流すタイプのトリートメントはシャンプーとリンスの間につけるもので文字通り洗い流します。洗い流さないトリートメントは、お風呂から上がりタオルドライをした後に馴染ませます。乾いた髪に使用するものもあるので、買うときにしっかり確認しましょう。

■トリートメント選びのポイント

・髪の悩みに合っているか
・髪質に合っているか
・頭皮に優しく低刺激なものか

【髪の悩みにあっているか】

髪の悩みもいくつかあります。代表的な悩みごとに説明します。

・まとまりがなく、広がりやすい
原因:髪の水分が逃げやすく、少なくなっている
おすすめ⇒保湿成分が多く配合され、保湿力の高いもの

・枝毛、切れ毛
原因:カラーやパーマでキューティクルが破壊されて起こる
おすすめ⇒再生能力を持つアロエエキスやCMADK(Sカルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチンタンパク質)が配合されているもの

・くせ毛
原因:髪内部で水分が多い部分、少ない部分がある状態
おすすめ⇒水分バランスを均一にするアクアバランサー(イソステアリン酸)配合のもの

・パサつき
原因:髪の水分量が少なくなっている
おすすめ⇒保湿力の高い成分(ヒアルロン酸など)が入ったものやアルガンオイル、ホホバオイルなどの天然オイルが配合されたもの

・抜け毛、薄毛
原因:頭皮に原因がある場合があるのでまずは頭皮を健康に清潔に保つことが大切
おすすめ⇒グルコサミン配合のもの
(頭皮の保湿、頭皮環境を整えて髪の代謝を促してくれる)

【髪質にあっているかどうか】

トリートメントにも油分が多く重いものや油分が少なく軽いものがあります。パサつく方が軽いものを選ぶとよりパサついたり、細い毛の方が重いものを使ってべたついたりしてしまいます。自分の髪質をみて選びましょう。わからない方は、担当の美容師さんに聞くと教えてくれるはずです。

【頭皮に優しく低刺激なものか】

トリートメントの配合成分が頭皮に合わないと、頭皮のトラブルが起こってしまうこともあります。シリコンが入りすぎているのも重すぎてしまったり炎症が起きやすいので、できるだけオーガニックタイプや低刺激、敏感肌の方でも使えるものを選ぶのがいいでしょう。

4.トリートメント方法

トリートメントの栄養成分をしっかり毛髪に入れるのに効果的な方法や注意していただきたいことも含めてトリートメント方法をご紹介します。

■洗い流すトリートメント

【手順】
1.シャンプーが残っていないようにしっかり洗い流す。
2.髪についた水気をできるだけとります。(水分がたっぷりあると栄養分が入っていかない)
3.トリートメントを髪全体につけます。
4.髪の毛の内側にもつくように櫛で髪をとかします。(荒い目の櫛でOK!)
5.全体に馴染んだら少し時間を置きます。商品に時間が書いてある場合は守りましょう。
6.しっかり洗うとせっかくの栄養分が流れてしまうので、軽めに流します。

【気を付けてほしいこと】
長時間置きすぎると、逆に髪に悪影響を及ぼすことがあるので気を付けましょう。置き場置くほど良いということではありません。

【おすすめポイント】
トリートメントを全体に馴染ませたあとにホットタオルで頭を包み、湯船に浸かりながらおくと、トリートメント成分の浸透率があがるのでおすすめです。

■洗い流さないトリートメント

お風呂上りの髪をタオルドライでしっかり水分ととります。適量を手にとり毛先を中心に髪全体に馴染ませドライヤーで乾かします。

【気を付けてほしいこと】

トリートメントなので頭皮につかないようにしましょう。頭皮につけると毛穴のつまりの原因になってしまいます。毛先の保護や補修でつけるので毛先を意識してみてください。

5.おすすめトリートメント

■パンテーンクリニケア

『ワンウォッシュトリートメント』毛先まで傷んだ髪用/¥979 (税込)

1本使いきりのパンテーンクリニケアのワンウォッシュトリートメントは、コンディショニング効果がかなり高いので、毎日ではなく数日に1回といったヘアパック感覚で使うのがおすすめです。

■ルベル

『イオクリーム メルトリペア』/¥950(税込)

ルベルのイオシリーズのトリートメントはシャンプーなどのラインも合わせて使うとさらに効果的です。パーマやカラー、紫外線で傷んだ髪に素早く浸透し潤いを与えてくれます。

■ビューティエクスペリエンス

ロレッタ『うるうるしたい日のトリートメント』/¥1,421(税込)

ロレッタのトリートメントはシアバターと2種類の天然オイル配合なので、濃厚なクリーム状のテクスチャーで毛先まで潤いを与えてしっかり保湿してくれます。

■ボタニスト

『ボタニカルトリートメント スムース』/¥1,400(税込)

ボタニストのボタニカルトリートメントは植物由来成分が90%配合以上に配合されたスムースです。髪をしっとりまとめあげるので広がりが気になる方などにおすすめです。

■ラ・カスタ 〈洗い流さないトリートメント〉

『アロマエステ ヘアエマルジョン』/¥4,500

オーガニック植物成分をはじめハーブエキスを配合した髪のエッセンス美容液です。傷んだ髪なども、髪の質感を整え、なめらかで美しい輝きのある髪に仕上げます。

6.まとめ

みなさんトリートメントの役割などは理解していただけましたでしょう。選び方がすごく大切ですね。毎日のヘアケアにトリートメントをプラスすることによって、あなたの髪の悩みを解決するスピードを早めることができます。これからの季節はより意識してヘアケアをしてみてください。ツヤのあるきれいな髪を目指していきましょう。